原作と同様にスプラッタ描写全開なのはそこそこ期待通り。お肉になった人間の解体の描写なんかは飯時にはあんまり思い出したくない。なのですが、ところどころCG処理がまる分かりの部分が多いのはちょっと生々しさに欠けるかも。飛び散る血飛沫なんかはCGだとやっぱりリアリティ半減しちゃうね。血だまりにくっきり顔が映るのも凄く違和感が。ってどんだけ血に拘りあるの私。
�前任者″マホガニー(ヴィニー・ジョーンズ)さんのメイン武器はハンマーなのですが、ハンマーで殴って首が千切れるってのはあんまり観ない描写。これあり得る話なんだろか。
原作で一番怖いと思ったのは、知らないところで脈々と続いてる闇世界と人間の繋がりの部分。しかしストーリー上必要だったとはいえ、お肉にされちゃった人の失踪の記事が新聞に出ちゃうのはどうなんだろね。こういうのって誰にも知られず処理するか、新聞社に掲載不可の圧力かけるのが闇組織だと思うんだけど。わざわざ地下鉄走らせたりして結構コストかかってるのに。
そいえばお肉の解体シーンは歯抜いたり眼球くりぬいたり爪剥がしたり髪の毛刈ったりと色々忙しいんだけど、あれって父祖どもがいちいち注文つけてるんだろうか。確かにその辺あると食べにくい気はするが。
キャストは知らない人ばっかりだなー…と思ってたら唐突にブルック・シールズが登場。あとどこに出てたかわからないけどテッド・ライミってサム・ライミ監督の弟なのね。また一つ無駄な知識をゲット。マホガニー役のヴィニー・ジョーンズはなかなか凄味が効いててよかったと思います。
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