主演のサイモン・ペッグとピザニートの友人役のニック・フロストのコンビはホント味があっていいですね〜。なんか『ブルース・ブラザーズ』の二人みたく、意外と後世に語り継がれる名コンビになりそうな気がする。
彼女にフラれてしょぼんな主人公ショーン。仕方ないので親友エド(清々しいダメ人間っぷりです)と飲んで憂さ晴らし。んで翌日気づいたら街中にゾンビの大群!そしてショーンはフラれた彼女と母親を救うために奮戦する…というのがストーリーの流れ。なかなかゾンビに囲まれてる現実に気づかないショーンのおとぼけぶりが笑えます。
音楽好きな人なら吹き出しちゃうような小ネタもいいですね。ゾンビに投げつけるレコード盤のセレクトとか、クイーンの『Don't Stoop Me Now』のリズムに合わせてゾンビ殴ってるシーンとか。お前らゾンビに襲われてるのに呑気だなホント!
あと好きなのはショーン達がウィンチェスター・パブにたどり着く為の計画の脳内映像。あのリピートが漫★画太郎のマンガみたいで中毒性あり。まあ結局全然思い通りに事は進まないんですけどね。
しかし他のメンツがどれも使えないせいか、段々冴えない男だったはずのショーンが徐々に輝いてくるんだよね。まあこの手の作品のお約束っちゃお約束だけど。
そしてママは噛まれてゾンビになっちゃうしPTメンも食われちゃうし親友までゾンビに噛まれちゃうしと、後半は絶望的な展開になるのですが、その結末は…
このラスト、ホントに泣けたり笑えたりで素晴らしいと思うので、ぜひ未見の方はその目で確認してくださいな。
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