ザ・ホード 死霊の大群 全くグロさはないです

舞台はパリ北部。主人公は警察官をしている。

ある日仲間をギャングに惨殺されたため、主人公は復讐のため仲間3人とともにギャングが潜伏しているマンションに乗り込む。

銃撃戦を迎えたが、ギャングが殺した人間が突然甦り周囲の人間を襲い始める。

ビルの周囲はゾンビに取り囲まれており、警官とギャングは脱出のために手を組むことにした…という話。

フランス産R15ゾンビ作品ということと、主人公1人VSゾンビ300体の見せ場に心惹かれて観ることに。

ゾンビの活きがいいとのことでしたが、本当に走るの速くて元気そうでした。でも最近よく観るタイプのゾンビで珍しさはない。

が、このゾンビが丈夫だと感じるほど主人公達の倒し方が悪くてやきもきする。後は素手で立ち向かってどうにかなる人も珍しいと思った。

何の伏線もなく突然死者が甦ったことに「え?何で今このタイミングで!?」と慌てるくらい前触れがなさ過ぎて一瞬置いていかれた感が。最期の審判らしいが唐突過ぎる。

話にメリハリがなかったのか、間延びしている印象があった。

ギャングのリーダーである黒人男性が男らしくて格好良かった!

ゾンビが出てくるような映画ではありがちな、軍人上がりのキレた爺さんが見せ付けてくれました。

もうこの爺さんが主人公の方が面白かったんじゃないかと思うほど。

ホラーと言うよりもアクションがメインになっている作品だと感じた。

全くグロさはないです。

やはりロメロのゾンビの殺し方のような爽快感が欲しい。