テキサス・チェンソー テキサス・チェンソーを観て

映画好きなら皆様ご存じの「悪魔のいけにえ」を元に作られた映画、若者5人が車で田舎道を走っていると放心状態で歩く少女に遭遇、助け、車を出すが、彼らが行く方向は嫌だと騒ぎ出し拳銃を口に突っ込み自殺するというなんともショッキングなシーンから物語は始まる。

その後助けを求めに行くが、向かった先がもう最悪で、若者5人の地獄が始まる。

開始30分ほどで映画全体がいやな雰囲気いっぱいに包まれ、ホラーファンはわくわくするが、こういう映画が嫌いな人は既に見るのが嫌になるだろう。

この映画には人間殺し皮を剥ぎマスクにしているレザーフェイスという男がでてくるのだけど、ストーリーが進むにつれ一人また一人とそいつの犠牲になっていく、しかもそいつの身内もグルで助けてもらうことは不可能。そいつが出てきたシーンの怖さといったらもぅたまらない。なかなかエグイシーンも満載で目を背けてしまうこともしばしば・・・。レザーフェイス役の方、顔は見えなくても雰囲気を動きで十分怖くて見てるこっちも逃げなきゃ逃げなきゃという気持ちにさせらた。まさに手に汗握る展開!レザーフェイスが実在したことがなによりも怖いのだけどこうやって映画という形で着色されて映像化されると、どれほど恐ろしい存在だったかが良く分かる。個人的にはふつうのホラーより実話または実在した人物を元に作られている作品の方が色々想像したり映画に入り込めるから好きだ、そういった意味ではテキサス・チェンソーは見ていてとても楽しめた、レザーフェイスを取り巻く人物達も実に個性的で気味悪く、もぅ味方ゼロやん!絶対助からんやん!って所から主人公が頑張って逃げ出すドキドキ感ハラハラ感はたっぷり楽しませていただいた。

結構グロイ事をレザーフェイスがやってのけるのでグロイ系が嫌いな方にはオススメしませんが、大丈夫な方は結構楽しめると思います。

続編にテキサス・チェンソービギニングがあるので続編も合わせて楽しめる作品です。