"知り合いから「くそですが」と言われて貸して頂いた本作
個人的には「教育テレビのオープニング」みたいなUFO登場シーンで始まって1分弱で「ホントにくそだ」と思いました、が、一応借りたやつなので最後まで観ましたら、あら不思議、意外には「そんなにくそじゃなかったな」という感想。
確かに「くそ」な部分が大部分。
まず出演者全員の演技が面白いくらいイモ。
まるでわざとイモを集めたかのようにイモ大収穫祭り。
みひろの演技が一番マシ、て、どうなの。
緊迫感も皆無。
ひたすらグダグダ。
しかしこの手の映画の楽しみである突込み所が満載。
挙げたらキリが無いくらい突込み所だらけで段々楽しくなってくる。
現場を汚さないように床にはビニールがビッシリ。
壁には厚紙でコーティング。
それがバレバレなのに良しとする心意気。ある意味凄い。
最後の殺陣が早送り。
いきなり出てくるかわいい宇宙人
意味がわかりません。
しかし個人的にはグロ描写はかなり良いと思った。
脳みそはタラの白子なんだね。メイキングは結構楽しいです。
そしてロメロのゾンビ作品まんまのシーンや、死霊のはらわた、恐らくブレインデッド、そんな過去の作品へのオマージュ的なシーンが結構あり、ホラー/ゾンビ映画好きはそういう所を見付ける楽しみもあります。
わざわざそういうシーンにしたくて意味不明な展開なんだろなと思うとまた心意気を感じます。
はっきり言って、どうでもいい作品なんですが、細かく観たらちょこちょこ楽しめるかもしれないが、素人が観たら酷くゲンナリする迷作。"
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