HATCHET/ハチェット 殺人鬼の力技がいい

"なんかのDVDに予告編が入っててゴアシーンがなかなか良かったので観たかった作品。

さて登場人物が主人公とヒロイン的キャラ以外みんなアホ。

しかも何故かアホが生き残っていくという素晴らしい作品(結局死ぬけど)

シリアスなスプラッター風に始まり、その線で行くのかと思えばアホのお陰で若干お笑い/スプラッターコントの様な場面が目立ち始める。

緊張感あるシーンなのにいらない会話が意外に多くて「そんな話どうでもいいじゃないか」とつい突っ込んでしまいます。

それ以外にも殺人鬼があっさり歩いて現れてしまったり、一応「人間」の設定なのに移動が速い!速すぎる!神出鬼没すぎる。

そしてなによりタイトルのハチェット(手斧)をほとんど活用しないのが凄い。一応ハチェットのいきさつはあるものの、そんな深くもない。違うタイトルでいいよ(笑)

と、こきおろすことばかり書いてますが、実際は思ったより面白かった。

ゴアシーンが若干嘘臭さはあるものの結構頑張って良かったし、殺人鬼の力技がいい(でもどうせならハチェット使えよ)

気になったのはセリフに「スコット・バーンズ」て名前が。

これ、あの人?あの80年代デスメタルプロデューサーのあの人?気になるわ〜。

それと、男なら冒頭の「カラフルおっぱいポロリ祭」はなんなのかも気になるはず。なに祭なんだ!道端でゲロ吐いて!行きてえよあの祭!

そしてラストのいきなりブツッと終わるのは悪魔のいけにえへのオマージュでしょうか?(言いすぎでしょうか)"