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トイレの花子さん

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花子さんという妖怪のルーツとしては、父親から虐待を受けていて、学校の窓から落ちて死んだ少女などの情報があるのだが
一番有名なのは、休日の学校に遊びに来ていた女の子が、学校に隠れていた変質者に追われ、トイレの3番目の個室に隠れたが見つかって
殺害されたという説が最も有名な話である。

トイレの花子さんは悪霊となる前は、1879年生まれの本名は長谷川花子という名で、牛乳がすごく嫌いで、好きな色は赤系と青系の色で
常に赤いスカートを着用していた普通の小学校に通う女の子と言われていた。

花子さんの姿は赤いスカートをはいた、おかっぱ頭の女の子の姿が最も有名であり、薄い黄色のTシャツや、白いワイシャツを着ているとも
されていて、この格好でトイレの変質者に殺されたときの格好なので、現在もこの姿で語り継がれているのである。

また虐待をされた時に出来た頭の傷を隠すために、おかっぱ頭をしているなどとも言われている。

学校怪談の中でも有名な学校のトイレに現れるといわれる少女姿の霊であり、容姿は赤いスカートとおかっぱ頭の女の子の姿が最も有名である。
また着ている洋服の噂によっては多少の違いが有り、白いワイシャツTとシャツに赤いスカートという組み合わせとも言われている。

学校の3階の女子トイレにはどこにでも出てくるなどと言われて、当時の小学生たちは女子トイレで実際に花子さんを呼んでみたりする子供たちが
全国で続出したと言うのは、とても有名な話であり、ある方法で呼びかけると花子さんから返事が返ってくる。

学校の3階にあるトイレの女子トイレに出やすいので女子トイレで行うのが一番良い。

トイレの前でドアを軽く3回ノックして、花子さん遊びましょうと言うのが彼女を呼ぶときのルールであり、これを奥の個室まで3回行うと
3番目の個室からかすかな声で「はい」と返事が返ってくるらしい。

返事が返ってきたトイレのドアを開けると、赤いスカートの花子さんが便器のそばに立っていて便器の中に引きずり込まれて殺されるという話が
特に有名とされている。

また扉を3回ノックして『花子さん、花子さんいらっしゃいますか?』ということを、一番手前のトイレから奥まで3回ずつ繰り返すと
3番目の個室からかすかな声で「はい」と返事が返ってくる。

そしてその扉を開けると、赤いスカートのおかっぱ頭の女の子がいて便器に引きずりこまれるというものであり、また地方によっては
便器に引きずり込まれるのではなく、首を絞められて殺される、大きな鎌で切りつけられる場合もあるなどと恐れられているのである。

山形県ではトイレを出るときに「花子さ~ん」と呼ぶと返事があり、この時に嫌な声で返事をされたときには金縛りが起きるなどとされており
岩手県の学校では3番目の個室に入ると3番目の花子の白い大きな手が現れ、島根県では、花子さんと遊ばないと追いかけられるなど言われている。

またトイレの花子さんは都市伝説としても最も有名なので、1990年代には花子さんをテーマにした映画や漫画などというように様々な作品に登場するのだが
花子さんは悪霊、または妖怪、子供たちを守る守護霊などとして様々な形で残されている。

またある話では女子トイレのマークの消えかかった部分を、花子さんが赤マジックで直していたので、花子さんありがとうと声をかけるとにこやかに笑って
消えたという話もある。

花子さんにまつわる怪談は、その地方によって様々と言われているが、現在も怪談話として子供たちに恐れられている。