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ドアル・クーとは、アイルランドの『マクロス湖(別名:マースク湖)』に生息するといわれている水棲の未確認生物(UMA)である。
ドアル・クーの日本での知名度は低いものの、本国アイルランドでは非常にメジャーなUMAであり、古くは1600年程から伝説の生き物として扱われはじめている。
ドアル・クーは体長約2~3メートルほどもある巨大なカワウソのような姿をしており、頭部は60センチメートルもあると言われている。

しかし、1600年初期の目撃例では、カワウソのような姿をしていなかったされている。

『マクロス湖』の別名『マースク湖』のマースクとは、古代ノルウェー語で『足を持たないミミズ』という意味がある。
このマークスという名前が指す通り、当初、この湖にはウナギのような怪獣と思われていたようである。

因みに、怪獣名の『ドアル・クー』は古代アイルランド語で水犬の意味があって、水犬はカワウソのことを指す。

このドアル・クーはカワウソに似ている姿をしているため、イメージとしては随分と可愛いもの。
しかし、その生態は非常に共謀であり、湖面で釣りをしている人間を襲うことも言われている。
別名で、『殺人カワウソ』
実際にこのカワウソによって殺されたという被害者は記録に残っていないものの、水中にそんな怪物が潜んでいるとしたら恐ろしくてとても釣りなどしていられないであろう。

また、近年の目撃例としては1963年に目撃された時は、背中にコブが二つ付いていたとも言われている。

ちなみに、このドアル・クーは日本の『UOOプロジェクト』という会社がUMA企画の取材中、実際に泳いでいる姿の撮影に成功している。
この取材が行われたのは2004年。
マクロス湖で泳いでいる2体の生物を撮影。その後検証が行われたが、一匹はカワウソ、もう一匹の画像は科学的検証に耐えうるレベルではなく正体不明とされている。

このカワウソが件の殺人カワウソ『ドアル・クー』であると言うのだが、実際の映像を見た所、どうみても普通のカワウソであり、体長はどうみても1メートルも無かった。

この映像の信憑性はかなり低いため、偽造である可能性が高いのだが、それ以外にも多くの人物がこのUMAを古代か目撃し続けているというのだから、やはり何か巨大な生物が生息しているのは間違い無いのであろう。

ちなみに、このマクロス湖には別のUMAの目撃もある。

そのUMAの名前は『マクロス湖の黒い影』
この湖では、かつてイワナ類の生態調査をした折に、ソナー探索の結果、

湖底になんらかの巨大な黒い影を確認したというものだ。
一説によれば、これは淡水性のニシンの群れではないかとも言われるが、これまでにマクロス湖でニシンの生息は確認されていない。また、イワナ類は群れを作らないことから、湖底に謎の生物が生息するのではないかとも言われている。

こちらの生物が、本来マクロス湖に生息していたという、巨大ウナギの様な生物であろうか。
こうした長く巨大な生物は、シーサンペント型のUMAである可能性が高いとされ、世界中で見られている有名な未確認生物である。

同じ湖に2種類のUMAが生息しているとすれば、それはかなり特殊な事例となりえるため、今後、マクロス湖における本格的なUMA調査が行われることが期待される。