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ピッグマン(ブタ男)

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●ピッグマンの生態

 ピッグマンとは直訳すると豚男で、アメリカ・日本で目撃されている獣人系のUMAだ。UMAというより都市伝説のような色合いが強く、豚のような頭部をもち体は人間に似ており半獣半人である。

●ビッグマンと目撃談、正体

 ピッグマンはその名の通り豚の頭部をもった人間型のUMAで、二足歩行する。また顔が人間で体が豚だという「人面豚」の目撃談もある。アメリカではバーモンド州やインディアナ州などで目撃されており、日本では埼玉県や千葉県で目撃されている。目撃談では「車通りの少ない道路を走っているとピッグマンが追いかけてくる」というものが定説になっている。目撃されるのは田舎が多い。

 二足歩行するという特徴や人間に近い体を持っていることから、一種の獣人だと考えられる。しかし都市伝説色が強く、そういう種の生物がいるとうより妖怪のようなものとも考えられるためUMAという区分になるのか曖昧な生物だ。

 ピッグマンについて、切ない話がある。アメリカの田舎で農家を営む夫婦の間に、あるとき豚のような顔をした赤ちゃんが生まれた。夫婦は異形の子どもに嘆き、子どもを小屋に閉じ込めて育てた。ある夜、この家族が住む家が火災にあい夫婦は焼け死んだが、豚の顔を持つ子どもは小屋から脱出することができた。その子どもがこのUMAのピッグマンとなったという。彼は閉じ込められて育てたれた恨みから、人間社会に復習することを誓っているそうだ。

 世界中で類似の話があり、日本でも似たような都市伝説がある。このピッグマンの話も高確率で都市伝説と考えられ、このピッグマンの誕生した話も後からつけられたものだと言われている。

 YouTubeには、ピッグマンを撮影したとする動画も複数あがっている。それらは不鮮明であるため信憑性は低いが、それほどにアメリカでは有名な話になっているのだ。

 ほぼ都市伝説と考えて間違いないと考えられるが、仮にこの生物が本当に存在したとすると、その正体はなんだろうか。考えられるのは地球外から来たエイリアン、もしくは奇形の猿、もしくは人間などだ。まず顔は豚で体は人間、という特徴を持った生物はもちろん発見されていない。人間に似た体を持つ霊長類も、豚のような顔を持ったものはいない。しかし自然界ではしばしば環境の影響や突然変異によって奇形の生物が生まれることがある。

 実際に2008年には、猿の顔をした豚が生まれて話題になった。猿の顔の豚がいるならば、豚の顔をした猿がいてもおかしくはない。また食品添加物の影響や環境汚染などで、人間にも奇形が生まれることがある。ピッグマン誕生の話のように、本当に奇形の人間が目撃され、それが誇張されて都市伝説のようになってしまった可能性もある。

 そうでなければエイリアンではないか。アメリカは世界的にエイリアンやUFO関連の目撃談が多く、エイリアン・アニマルだとされるUMAも多く存在する。ピッグマンも地球外から来たエイリアンではないだろうか。地球上にエイリアンが存在すること自体信憑性は低いのだが、ピッグマンがエイリアンである可能性もゼロではない。今後さらに目撃情報が集まれば、ただの都市伝説なのか、そうでないのか明らかになるだろう。