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アメリカ先住民らによるとニューヨーク州にある広大なセネカ湖には古くから謎の怪物が潜んでいるという。1899年には湖を航行するオリティアニ号が謎の怪物に遭遇し衝突。怪物は死亡し、海底に没した。だが、このころから目撃次元は絶えることなく、2009年8月にはネッキーとされる謎の映像も公開されている。そこには湖面から頭をつきだし、筒状の体をくねらせるネッキーの姿が写っている。尾の先端は二股に分かれている。
漂着した謎の生物の死骸は世界各地で発見されている。2008年7月、正体不明の漂着獣の死体が、アメリカ、アラスカ州ヌニバク島のメコリュクの岸部に打ち揚げられていた。滑らかな表皮、長い首と尾から、地元では同地に語り継がれていた水棲怪獣「カクラト」ではないかと噂されている。ただし、サンプルすら採取されず、正体は謎のままだ。2008年7月に撮られた写真では、左側にゾウの鼻のようなものが突き出ている。「カクラト」とは、先住民に言葉で「野獣のセイウチ」を意味する。