1997年8月、アメリカのネブラスカ州エマーソン郡のある森でサバイバルゲームに参加していた男性をはじめとする数人のグループが奇妙な生物に遭遇した。その姿は人型をしており、半透明な姿でシルエットが動く姿がカメラに収められている。
そのとき撮影された動画は以下に公開されているので、その姿を動画の中に確認することができる。
最初のポイントでは少しわかりづらいが、確かにシルエットのようなものが動いているのが見える。ちなみにこの撮影されたポイントから3キロほど離れた地点では、1957年に似たような生物が目撃されているという報告例もあるが、こちらの詳細は不明である。
他に関連する内容としては、メキシコの動物園でも、半透明のUMA(解説ではエイリアンと見ている)が堂々と歩き回っている姿が撮影されている。透明化する何らかの能力、機器を用いたエイリアンであるという説が強いが、その正体や目的・生態については全く分かっていないのが現状である。
少なくとも撮影者の男性の声を聞く限りは、強い好奇心に駆られて近づいていったと思われるが、この半透明の生物に気づかれた(動画中では、屈んでこちらを見たようであった)瞬間に、その場を全力で走り去っている。かなり接近していたであろうが、その慌てぶり焦り様には相当の恐怖を感じたと察するに難くない。
そうした半透明の姿で目撃されていることから、このUMAのことを映画「プレデター」になぞらえて、「リアルプレデター」と呼ぶ。
映画のプレデターも最初はその姿を隠し、動画で見たようなシルエットのみが僅かに確認できるような特徴を持っている。しかし、その性質は極めて攻撃的でありその部分を含めてリアルというべきかは、まだ疑問が残るところである。目撃例自体がそれほどまだ多くない上に、実害を被ったという報告が皆無であるからで、未知の生物に出くわした動物本来の防衛本能による所が大きのかもしれない。しかしあまりにもその偽装する性質が似ていたため、このような呼び名が付いたのであろう。また、このように半透明になることができる能力が、生物本来の能力なのか特殊な機材によるものなのかも不明であるが、このような擬態をするということは、ほかの生物(主に天敵)に発見されにくくするためか、なるべく気づかれずに目標に近づくためであると推察される。仮に人型のエイリアンであったとして、何が彼らの天敵なのかと想像を巡らせても想像も付かない。後者の方がよほどしっくりくると言える。
しかし、後者にしても合点の行かない部分があり、なぜ森で発見されたのかということである。なんらかの目標に近づくといっても、このような偽装をするのは生物に対しての警戒と言えるが、だれもいないような森で発見されるのは不自然である。一体なんの目的であそこにいたのか、何のためにいたのか、いずれにしても想像の域を超えないことであり、真相は謎のままであるが、願わくば地球人類にとっての驚異とならないことを祈るばかりである。
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