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6500万年前に絶滅したはずの恐竜が生きていた!これはある意味「UMA」のテーマの一つである。UMAの正体を探る時、繰り返し出てくる首長竜や翼竜の生き残り説。今回アフリカで生きていた「ダチョウ恐竜」のビデオが公開された。そんな夢のような記事をお届けしよう。

2012年3月15日、衝撃の映像がYou Tubeで公開された。映像の出所は、体制側の機密情報を次々と暴露して世界を騒がしているウェブサイト「ウィキリークス」の創設者であり責任編集者であるジュリアン・アサンジとされている。その気になる中身は、「オルニトミムスの現存を証明するビデオテープ映像が、旧ソ連の諜報機関KGBに国家機密として隠蔽されていた」というものだった。
この問題の映像はわずか3秒足らずのもの。左側の茂みから飛び出すと、あっという間に走り去っていく。その姿は、首が長く胴体はダチョウのようで、わずかに毛が生えているのが確認できる。そして、長い尾を左右に振り、バランスを上手に取って走っている。
そして、この画像の添付データによれば、1967年に、アフリカ南部のアンゴラかモザンビークあたりを軍事偵察中の旧ソ連陸軍部隊の隊員が偶然撮影したものだという。
フィルムの鑑定もされておりソ連の古生物学者により、肉食の小型獣脚類の恐竜オルニトミムスか、その近縁種であるとされていた。
オルニトミムスは、19世紀末に北米で最初の化石が発掘され、中国でも生息していたことが確認されている恐竜だ。ダチョウに似ていることもあり、中国ではダチョウ恐竜と呼ばれている。
しかし、ソ連では当時の軍事優先の世界情勢から「国家機密分類番号MIMX67z」としてKGB本部の奥深くに封印されてしまったようだ。
胴体部分の羽毛のよるに見える毛も、1990年代以降の中国遼寧省での「羽毛恐竜」の発見から考えれば、まったく矛盾しない。また2011年9月に北米カナダで小型獣脚類恐竜の部分化石骨と、あざやかな彩色羽毛が閉じ込められた琥珀も発掘され話題となった。
胴体部分の羽毛の存在を肯定できる材料はこれで出そろったわけである。このビデオが本物であるならば、少なくとも60年代までアフリカにオルニトミムスの生き残りがいたことの証明になるのである。