"マニポゴとは、カナダのマニトバ湖で目撃証言が後を絶たない未確認生物のことである。湖の中を泳ぎまわっている姿を目撃されることから、水性動物の一種ではないかと言われているが、全体像を見た人がいないため、実際には何の動物なのかは確認されていない。湖を泳ぐ魚や陸上動物を見間違えたのではないかとも言われているが、見た人の証言ではとても動物や魚の大きさではないと言うことから、未確認生物UMAだと言われている。
1936年、マニトバ湖で漁を営んでいた漁師のオスカー・フレドリクソンが、奇妙な骨を発見したところからマニポゴ存在説が始まったのである。
オスカー氏が見つけた骨は、現存する動物の骨とは明らかに異なっていたため、太古の昔に存在していた首長竜の骨ではないかと考えられていた。
しかし鑑定を行う前に火事で骨をすべて焼失。そのためその骨が何の骨だったのかは未だに謎のままである。
実際に骨が見つかったという事実があるため、マニポゴの正体が首長竜だと考えている人も多いようだが、現代に首長竜が生き残っているという話は世界中で1件も報告されていないため、現代にいたるまでその正体は全くの謎のままである。
1962年にマニトバ湖で漁を行っている漁師・リチャード・ビンセントとジョン・コンフォールが初めてマニポゴの写真撮影に成功している。その写真を見る限りでは巨大な蛇のような形をしており、水面を体をくねらせながら泳いでいたという証言から、巨大なアナコンダなどの蛇の一種ではないかとも言われてる。しかしカナダでアナコンダが目撃されたと言う話は無く、アナコンダは南アフリカに生息する蛇のため、カナダの寒さに適合するとも思えないため実際に所は蛇であるのかどうかも定かではないようである。泳ぐ姿が体を上下にくねらせて泳ぐことから、ヘビのような体を横のくねらせる泳ぎとも明らかに違い、首長竜や古代クジラの生き残りではないかという説もあるようだ。
実際にシーラカンスなどの古代の姿のまま生き続けている種も存在しているため、古代クジラや首長竜説を否定できないのも事実である。
目撃者の証言では、マニポゴの体の色は茶褐色で、大きさに関しては様々な大きさの個体の目撃証言があるため、1体だけいるのではなく、複数の個体が存在しているのではないかと考えられている。
初めて目撃されてから80年以上も経過していることから、個体そのものが非常に長寿の生き物なのか、子孫を残して代替わりしているのかも知れないと言われている。
一部では、大うなぎではないかと言う説も持ち上がっているようだが、目撃されたマニポゴの大きさが13メートルを超えるものもあることから、大うなぎ説は違うのではないかと言いう意見もある。
名前の由来は同じカナダのオカナガン湖で目撃証言が相次いでいるオゴポゴにちなんで、マニトバ湖なのでマニポゴにしたと言われている。
カナダでは他にも似たような水棲UMAが多く目撃されており、オゴポゴ、キャディ、マニポゴといったUMAの目撃例が非常に多い場所である。
目撃証言をまとめると、どれも似たような形をしているため、マニポゴなどは全て同じ種類の水棲動物ではないかと考える学者もいるようで、もしそれが本当であればマニポゴをはじめとする水棲UMAがマ灘全域で生き延びているということにもなるはずだ。
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