「あの光っている物は鳥か?」
「いや、鳥にしては大きすぎる。それに光る鳥などいないはずだ、、、、、、。」
第2回は現代に生き残る翼竜、ローペンについて紹介します。
2005年9月の深夜、パプアニューギニアのウンボイ島で起こった出来事です。地元の男性マルセロはジャングルの彼方からボーッと光る物が飛んでくるのを見ました。それは明るくなったり暗くなったりしながら空中を飛び、遠くの高台へと移動したのです。しかし、やがて大きく向きを変え、降下して木のてっぺんに留まりました。。光は変わらずおおきくなったり小さくなったりしています。
マルセロが見とれていると急にそれが浮き上がり、マルセロのもとへ羽ばたいてきました。マルセロの頭上に来た時、月明かりでその姿が見えました。長いクチバシとコウモリのような形をした翼があり、その翼は広げると3mを超えています!長い尻尾があり、その先は菱形になっていた。光っていた部分はお腹で、明るくなったり暗くなったりしていました。
「ローペンだ!」
マルセロは村の老人から、よくローペンなる空の魔物のことを聞かされていました。
「このままだと襲われる‼︎」
恐怖にかられたマルセロは一目散に自分の家に逃げ込んだそうです。
ローペンは2種類おり、大きい物と小さい物がいますが今回は後者でしょう。。体色は茶色、黒または暗褐色、赤みを帯びた黄褐色、稀に斑点のある場合もあるといいます。上に添付した写真は、ローペンといわれる写真です。
獲物は主に魚や貝ですが、埋蔵された人間の遺体も食べるというから怖ろしい。普段は洞窟群に棲んでおり、漁港では撒き餌を積んだ漁船に群がることもあるようで。現地では魔物とされており、ローペンの像まであります。最近ではウンボイ島グマロング村の男性が、眠っているローペンを丸太に結びつけていましたが、仲間を連れて戻ると目を覚ましたローペンが丸太ごと逃げてしまっていました。専門家はローペンが近いうちに確認される可能性は高いと語っています。小さいローペンはビスマルク諸島ランブンゾ島でも目撃されています。
その正体は翼竜ランフォリンクスの生き残りではないでしょうか。
ではまた。
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