猿の惑星とは、フランスの小説家フランスの小説家ピエール・ブールによるSF小説のことで、のちに映画化されている。この猿の惑星には、日本人があまり知らない秘密が存在する。なんとこの猿の惑星に出てくる猿は日本人がモチーフになっているというのだ。
作者のピエール・ブールは、ビルマでプランテーションを経営していたが、第二次大戦で日本軍によってビルマが占領され、捕虜として収容所に送られた。そこで、日本軍から家畜以下の扱いを受けたという。その時の体験を描いたのが小説『戦場にかける橋』である。ピエールは、農園でアジア人をこき使っていたが、今度は逆に日本人にこき使われるという「立場の逆転」が生じた。西欧では、古くからアジア人を猿として蔑視していたが、その「猿」によって支配されるという立場の逆転が生じ、それが猿の惑星における人間と猿の逆転の発想につながっている。
また、映画版の猿の惑星の猿は黒人を意味し、白人と黒人の逆転を描いてる。
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どうして猿の惑星の猿のモデルが日本軍に勘違いされたのですか?
下記ウィキ引用より
第二次世界大戦当時、原作者のブールが仏領インドシナにて有色人種の現地人を使役していたところ、同じ有色人種である日本人の軍の捕虜となり、1年半の収容所生活を送ったという「立場の逆転」した苦い経験を基に描かれたとされる。しかし、実際にはブールを捕虜にしたのはヴィシー政権下のフランス軍であり、日本軍を猿に見立てて小説を書いたという説について、ブール本人が言及したことは一切無いため、この説には証拠となるものが無く、あくまで噂の範囲内である。