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溝端翔溝端翔

溝端翔さんへのメッセージ

こんにちは、天津堂です。
昨日は、溝端さんの作品「沼」に、失礼なコメントを残してしまい申し訳ない。
教える、などとおこがましいですが、僕が感じたことをもう少し詳しく書かせていただきたいと思い、こちらにお邪魔しました。
どこを「くどく」感じたのか、ということですが、
僕がそう感じたのは、まず主人公である千花の逡巡です。親友の沙羅にホラースポットに誘われるが断固行きたくない、と思っているはずなのに、頭の中でいろいろと考えてその結果、結局断れない。前作「猿の手」でも、怖い話を聞きたくないといいつつ結局最後まで聞いて怖い思いをしていましたね。千花が沙羅に感じている抗いがたい魅力のせいであり、怖い話を避けていては怖い話とはいえないのですが、そのあたりに「くどいねん、結局行くんやん」と突っ込みを入れそうになってしまいました。
ですが再度読み直してみて、このくどさ、何度も繰り返される千花の迷いが、その後の恐怖をより煽っているのだろうと納得しました。前半の書き込み具合に反して、幽霊が自宅までついてきたのか?と思わせるラストシーンのシンプルさが、思わず二度読みしたくなる効果を発揮しているのかと思います。
数度読ませてもらっての「癖になった」という書き方でしたが、やはり少し礼に欠けていましたね。申し訳なく思います。
それから、上記のように僕が感じた「くどさ」は、即断型で熟考できない僕の性格にも起因していることと思います。つまり、僕以外の方は感じていないのではないかと。あまりお気になさらず。
長々とすみません。もしもお気を害したようでしたら、遠慮なく削除してください。
次回作も楽しみにしております。

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