東雲東雲

東雲さんへのメッセージ

@東雲 さん

そいつぁ大変だ!

もちろんプライベート最優先でいいからね♪

がんばれ!東雲さん!! ρ(*゚▽゚)ノ

返信

@ろっこめ さん
9日に就職試験があり、その準備をしているので、少し時間がかかります。申し訳ありません

返信

@東雲 さん

OKよ!終わったら教えてね♪

返信

@ろっこめ さん
そうですね、少し待って頂けますか?
よろしくお願いします

返信

@東雲 さん

それなら、手直しが終わった段階で改めて始めようか?

返信

@ろっこめ さん
ありがとうございます、助かります。今、添削してもらったところまで、手直し中です

返信

@東雲 さん

おまけ

 私がココにバイトに入って一年以上が経ち、最近正式に採用されて間もない時間が経っていた。

例文

 私がここでアルバイトを始めてから一年強、最近正式採用されたばかりだ。

解説

『間もない時間が経っていた』は、文章として『?』なので、直そうね。

早速、手直しを始めたみたいなので、書き貯めてた分が終わり次第、新たに改変した方を添削していくよ。

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@東雲 さん

添削⑦

 人気の無い路地を足早に歩く、獣道を通っているとあちこちから人間だ、人間が通ってる、喰う?どうする?でも強い守りが憑いている、あれでは駄目だ。それにあそこの人間だ、あの人を怒らせたら大変だ、と声がする。反応して道を踏み外してしまうと、迷うので、聞こえない振りをして歩く。しばらくすると看板が見えてきた。『薬師堂薬局』ココが今の私、桐野勇、の職場だ。妖御用達の薬局で、普通の人間は来る事はかなわない、ただ何か悩みを抱えていてそれを解決したいと望む人は訪れる事が可能な不思議な薬局。私がココにバイトに入って一年が過ぎようとしていた。

例文

 賑やかな繁華街の人気の無い路地を抜け、街外れの森の獣道を足早に歩いていると、何処からかヒソヒソと声がする。
「人間だ、人間が歩いてる……喰う?どうする?」
「でも、強い守りが憑いている、あれではダメだ」
「それにアイツはあそこの人間じゃないか、あの人を怒らせたら大変だ」
 などと、ナニカ達が相談する声を無視して私は進む。
 気を取られて道を見失ってしまうと厄介だからだ。
 しばらくして、闇の先にぼぅっと仄明るく浮かぶ看板が見えてきた。

『薬師堂薬局』──。

 こんな所にあるくらいだから、人間のお客さんは来ない。
 もっとも、普通の人間は辿り着くことさえ出来ない妖専門の薬局なのだ……。
 じゃあ、何故私が通えているのかと言うと、大きな悩みを抱え、それを解決しようと激しくもがいた結果、偶然入口が開いたのではないか?と、店長が言っていたが、実際のところはハッキリとしていない。
 そんな不可思議な薬局でアルバイトを始めてから、かれこれ一年が過ぎようとしていた。

解説

路地から獣道に至るまでがないと、街の中に獣道があるの?となってしまうので、そこら辺をハッキリさせよう。

ついでに、静躁や明暗などの対比をつけることで、より一層、獣道の雰囲気を出すこともできます。

地の文に台詞を入れるのは、わかりにくくて読みにくくなるので、一人分までの方がいいね。

会話が入るなら、キチンと「」を使おう。

それと、前後に一行空けることで、大事なことをしっかり伝えることができます。

店名は大事なので、今回使ってみました。

それと、勇が不思議な薬局に行けた理由は、あえて曖昧さを持たせることで、不思議さを強調したり、伏線にも使えるので、わざと明言を避けています。

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@ろっこめ さん
ありがとうございます。一度自分なりにまとめて頭の中を整理してみます。

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@東雲 さん

添削⑥

 勇は3兄弟の中で唯一、母方の能力を継いでいた。その能力も一緒に封じてしまったので、勇には梟はかろうじて見えるが、使えるかと言ったらそういうわけではなかった。
 そして術に体が耐えられる年齢になって、術の練習をしたが、依然として制御する事はできず、防護用に張ってあった結界をも吹き飛ばす始末。せっかく持って生まれた能力なのにそれを生かせない、周りの落胆、失望は隠していても、幼い勇にも十分分かっていた。それを機に今までよく居着いていた母方の祖母の家に逃げる様に入り浸っていた。
 それから何年経っただろうか。私は絶対に関わらないと思っていた、怪奇現象にがっつり両足を突っ込んでいる。

例文

 勇は三兄妹の中で唯一、母方の資質も兼ね備えていた。
 しかし、その能力も同時に封じてしまったため、梟が辛うじて見える程度まで抑えられてしまっている。
 それから月日が経ち、体が術に耐えられるであろう年齢を迎えた勇は、改めて術の鍛練を再開するが、依然として制御不能は変わらず、むしろ、悪化している始末だった。
 類い稀なる天賦の才を活かすどころか持て余す勇に、周囲の落胆と失望は、口には出されずとも痛いほど伝わってくる。
 結局、勇は祖母の家に戻され、祖母と二人、怪異とは無縁の平穏な生活を慎ましく送り、現在に至る──。

 祖母と穏やかに暮らしていた私、桐野勇は今後一切関わることがないと思っていた不可思議な怪異達に、何の因果か深く関与するようになっていた。

解説

ここまでが導入だね。

勇の生い立ちをしっかり読者に把握してもらうため、なるべくポイントを強調し、キチンと情報を整理することを心がけるといいよ。

例えば、勇は末娘なので、『兄弟』ではなく『兄妹』を使おう。

また、成長した勇が以前と比べてどうなったのかがわかるように、同じようなエピソードを挟むのではなく、ちょっとは良くなったのか、悪くなったのかをしっかり明示しようね。

特に一番大事なのは、三人称から一人称に変える場合、読者の混乱を避けるため、必ず『私が誰なのか』を明確に示そう。

それと、地の文の畏まった雰囲気から、一変して砕けた表記にしてしまうのは、気を付けた方がいいね。

地の文の雰囲気を一貫することで、違和感なくストーリーを追えるし、そういうのは台詞や仕草などを使うことでキャラクターの性質が強く出すことができるから、もったいないよ。

それが勇のキャラクターなら、まぁいいかもしれないけど、それなら最初から一人称にしておいた方が無難ではあるね。

最後に、過去の回想から現在に戻ったこともキチンとしておかないと、読者が一体いつの話を読んでいるのかわからなくなるから、そこもしっかり伝えよう。

追伸

質問があったら答えるので、遠慮なく言ってね?

返信

@ろっこめ さん
ありがとうございます。今まで気づかなかったことや、気にして無かったことに気づけてとても参考になります

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@東雲 さん

添削⑤

 そんな中でいくら修行を積んでも、強大な力を持ちながら力の制御が出来ない子供が居た。 父親の怒号が飛び交う中、何とか制御しようとするが出来ない、力が暴走して予め張っていた結界を壊してしまう。子供は途方に暮れる、言われたとおりにしているのに出来ない。そんな子供をとうとう父親は『出来損ない』と呼んだ。それからは修行が苦になり、祖母の家に逃げ込んだ。祖母は力を持たない人だった。強大すぎるその力をどうするかと幾度と話し合いが行われたが、結局は憑いている狐を封じる事で、勇の体が、狐の能力に耐えられるまで大きくなるのを待つ事になった。

例文

 そんな古く厳しい掟がある家に、その力が強すぎるあまり、力の制御が出来ない子供がいた。
 日々、師である父親からの怒号が響く中、幼いながら過酷な修行に耐えていた。
 頭では分かっていても、力が強大すぎて、どうしても抑えが効かず、予め張っていた結界も容易く壊れてしまう。
 皆がやれることがどうしても出来ないという現実に、子供は途方に暮れるしかなかった。
 そんな子供に、父はとうとう『言われたことも出来ない役立たず』という烙印を押す。
 これが決定打となり、子供は辛い修行に耐えかねて、祖母の家へと逃げ込んだ。
 祖母が力を持たない人だったのもあり、特異な力を持つ子供でも、純粋に可愛い孫として接してくれた。
 そこで初めて、子供は人並みの愛情を受けられるようになる。
 一方、水無瀬の家では逃げ出した子供の大きすぎる力をどうするかが幾度となく話し合われ、付け焼き刃だが、一旦その能力を封じ、子供の成長を待つことになった。
 その子供こそが勇である。

解説

『そんな中で』は漠然としすぎているので、もう少し伝わるように、具体的にした方がいいね。

また、『強大な力を持ちながら力を制御出来ない』のは当たり前なので、『力が強すぎるからこそ制御出来ない』というニュアンスに変えてみました。

怒号が飛び交うのは、怒号を飛ばすのが複数人いなければならないので、怒号が響く、とか、怒号が轟く、などがいいと思うよ。

あと、子供なりに頑張っている姿や、受ける仕打ちがわかると、より感情移入しやすくなるので、そこも意識して足そう。

さらに、逃げ込んだ先では子供が幸せであることも明記しておくことで、読者に安息感と、これから起こるであろう不穏な空気を対比して感じてもらうことができます。

返信

@ろっこめ さんありがとうございます

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@東雲 さん

添削④

 さらに数年遡ること、水無瀬の家に生まれた子供は何かしらの力を持っている事が多かった。持たないものは分家の世話に廻ったり、本家の事務的な手伝いをしたりするのが殆どであった。時々変わり者が出てきて家とは全く違った仕事につくものも出てくるが、その場合はすべて、水無瀬の名を返上する事となっている。

例文

 さらに遡ること数年──。
 水無瀬という家に生まれた子供は、何かしらの力を持っていることが多かった。
 力を持たざる者は分家の世話に廻ったり、本家の事務的な手伝いをするのが通例だったが、中にはそこからはみ出す者もいたが、その場合、水無瀬の名を返上し、一切の関わりを絶つことになっている。

解説

急に別の家の話に変える場合、桐野家と何かしらの因縁や所縁があるのか、はたまた何も接点がないのか、それによって変わるけど、何かしらあった方がいいかもしれないね。

今回は水無瀬家が本来、勇の家であることを考慮し、上記の書き出しにしています。

唐突すぎると、読者がちょっと混乱してしまうから。

また、古くから守ってきた厳格な掟を印象づけるために、最後の文をつけ足しました。

返信

@ろっこめ さんありがとうございます
参考になります

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@東雲 さん

添削③

 そう言うと、その男性は、冷徹な表情を勇に向けて言い放った。
「私に娘は居ない」
 勇が青ざめて、どうしようかと思っていると
「あらまぁ、あんたがここに来るなんて珍しい、どないしはったんですか」
 中から祖母が出てきて、勇を後ろにかばう様にして父親らしき男性の前に立った。
「そこの出来損ないについて、本格的にどうしようか話し合いをしようと思ってな」
「まあ、うちの孫に出来損ないなんて一人も居ないはずなんだけど何を言っているのかねぇあんたは」
 祖母とその男の間に火花のようなものがバチバチとはじける。
「とりあえず、今日はその件を伝えに来ただけだ。詳しい日時にについては後で知らせる」
 そう言って行ってしまった。その後ろ姿の背はピンとのびで堂々としたものであった。あれが一家をまとめる当主の貫禄なのだろうかと、幼いながらに勇は思った。

例文

 勇の呼びかけに、男は冷徹な表情を向けて言う。
「私に娘は居ない」
 野良犬を見る目で冷淡に言う男に、勇が悲愴な面持ちで青ざめていると、
「あらまぁ、あんたがここに来るなんて珍しい。どないしはったんですか?」
 屋敷から出てきた老婆が男と勇の間に入って、庇うように勇を背後に隠して立つ。
「そこの出来損ないを本格的にどうするか、話し合おうと思ってな」
 侮蔑を孕んだ男の言葉に、老婆が飄々と返す。
「まぁ!うちの孫に出来損ないなんか一人も居やしないんだけどねぇ……何処か他所とお間違えなんじゃないかい?」
 この傲岸不遜な父と、いつもの柔和な顔を崩さずに渡り合う祖母の間に、一触即発な不穏な空気が渦巻いているのを勇は幼いながらも感じ取っていた。
「フン…今日のところはそれだけ伝えに来ただけだ。
日時が決まり次第、追って報せる」
 捨て台詞のようにそれだけ言うと、父は身を翻して行ってしまった。
 去っていく父の背筋の伸びた大きな背中を見送りながら、遠い記憶の彼方にあった宗家当主である父の堂々たる立ち振舞いを思い出し、幼心に勇は改めて畏怖するのだった。

解説

『そう言って』のワードは使い勝手がいい分、つい連続で使いがちになるけど、文章が軽くなるので、乱用は避けよう。

それと、『父親らしき』は『父親みたいだけど違う』ということなので、ハッキリ『父』とさせてもらったよ。

それから、父の威厳や恐怖をより強めるために、台詞からくる印象に頼らず、地の文でも捕捉出来るようにもしてみました。

あと、父と祖母の間にある緊迫した空気感を『バチバチの火花』だけにするにはちょっともったいない気がするので、ここを勇視点に置き換えてみたよ。

ラストの文では、ただ怖い父にならないように、過去をフラッシュバックさせることで、冷たさの中にある恐怖と僅かにある尊敬の気持ちを匂わせてみました。

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@東雲 さん

添削②

 手まり歌を歌いながら遊んでいたところ、鞠が手から転がってしまっていった。慌てて追いかけるが。その鞠はとある大人の足にぶつかってとまった。紋付き袴を着た壮年の男性だった。勇はドキリとして、2,3歩後じさりその男性を呼んだ。

例文

 勇が屋敷の前で手まり歌を歌いながら毬をついていると、思いの外強く跳ねた毬が手元を離れて勢いよく転がった。
 慌てて追いかけると、毬は大人の男の袴の足下に当たって漸く止まり、少し安心して毬に駆け寄る勇が、ふと男を見上げる。
 紋付きを凛と着こなした壮年の男のその顔を見て、勇は思わず二、三歩後ろにたじろいだ。

解説

転がってしまっていった。
では、文法上分かりにくいので、
転がって行ってしまった。
の方がしっくりくると思うよ。

また、何故手元を離れたのかの描写があるといいね。

慌てて追いかけるが
だと、前文の何かを否定し、打ち消す形になるので、一連の勇の動きの流れが悪くなるから、『が』を使わずにスムースにしよう。

毬が止まってから急に男の風体の説明に入るより、勇の目線の動きがあった方が、文章のリズムが崩れなくていいよ。

そして、勇が男を見てドキリとして後ずさりするけど、この『ドキリ』が何の『ドキリ』で、何で『後ずさり』するのかをまとめて仄めかす言葉として、『たじろいた』にしてみました。

ちなみに、
『後ずさり』は身の危険などの恐れからくる行動で、
『たじろぎ』は圧倒されて怯んでいる様子を指します。

細かいことだけど、単語ひとつでも雰囲気は変わるから、ちょっと意識してみると、さらに良くなると思います。

返信

@ろっこめ さん
添削ありがとうございます
この感じでよろしくお願い致します
とても参考になります。

返信

@東雲 さん

もし、他の人に読まれるのを嫌うなら、確認してから削除してください

返信

@東雲 さん

添削を始めます!

 その事を憂いた強大な力を持った4大狐が、人助けをしようと野や川、大地などを納めた。その狐を祀り、加護を受けている家がある。その家には2人の子供が居た。二人とも術士としては優秀ですぐに狐をともに付けて仕事を始めた。

例文

 その事を憂いた四大狐達は、人々との共存共栄のために、度々荒れる野や川をその強大な妖力を用いて治めた。
 狐に助けられた土地の人々は、その狐に感謝と畏怖の意を以て祠を建てて神として祀り、狐を祭神として永く崇めている。

 代々、その祠の守り人として続く旧家があった。
 ある日、その家に二人の子供が生まれる。
 生まれた子供達には天性の術士としての素質が備わっていたようで、成長するにつれ、その才能をメキメキと開花させた子供達は、若いながらも狐を共に付け、一人前の退魔術士として仕事をするようになった。

解説

まず『4大狐』とするより、『四大狐』の方が見た感じ締まるし、『4大狐は』にしてしまうと、『4大狐』という単体のアヤカシに見えてしまう。

わたしの勘違いで、単体であるならば、『四大狐の一柱は』になるね。

あと、あの感じだと、狐に支配されたという誤解も考えられるので、上のようにすると、すんなりいくと思うよ。

本文続き

 広大な敷地の中にひっそりとたたずむ屋敷が一つあった。そこには一人の女児と老婆が住んでいた。まるで、周りの背の高い樹木などから隠されている様に立っていた。幼少時に桐野勇が澄んでいた場所だ。

例文

 所は変わり、鬱蒼と茂る木々に囲まれた広大な敷地の中に、外界から身を潜めるようにひっそりと佇む屋敷があった。
 そこには老婆と女児が住んでおり、その女児こそが桐野勇の幼少の姿だ。

解説

とても長い文なので、展開や視点の変更、情報の整理のために改行した方がいいと思ったよ。

そうすると、読者も読みやすく、より正確に伝わりやすくなるからね。

ちなみに、誤字も例文で直しながら書いています。

わたしの添削はこんな感じで進めていくけど、それでもよかったら、続けさせていただきます。

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