【重要なお知らせ】「怖話」サービス終了のご案内

pentaropentaro

pentaroさんへのメッセージ

pentaro様
おひさしぶりでございます。
御礼遅くなりました。
もうしわけございません。
この度は、「いのちの電話」をお読みいただきありがとうございました。
その上、評価まで頂戴し心より感謝申し上げます。
このお話、半分が事実です。
そして、過去、お世話になりました。
もちろん、自死などしたくても出来ない状況ではありましたし、いざとなれば、元々小心者ですから、怖気づいて何もできない情けない人間でございましたから、ただ、黙って聞いていくれるお相手を求めていたように思います。

主に深夜眠れない時に、全国に点在する「いのちの電話」に片っ端からかけていた時のことを思い出します。
深夜それも丑三つ時。
心病むということは、そんな時間帯にボランティアをしてくださっている人がいらっしゃるということや、ボランティアさんの健康や時間を奪っているのだということにすら思い至らないものです。

今、馬齢を重ねるだけの日々ではありますが、こんな年になってもまだ仕事が出来ていることや、ここで好きなものを描く趣味を続けてこられていること、なにより、こうして、見知らぬ方々とここを通して繋がり、時に語り合い励まし合い、力と勇気と希望をあたえられていること。そんなささやかな幸せに感謝できることが何よりの喜びとなっています。

それも、命があるから、生きて来れたからだと思います。

お読みいただきましてありがとうございます。
また、評価いただきまして感謝いたします。
何よりのプレゼントです。
いのちの電話
なぜか、繋がった電話に出てくださった人たちは、それぞれ全く異なる地域や県のボランティアさんだったにもかかわらず、なぜか、声も声のトーンも話し方も年齢も 寸分たがわず同じ人でした。
私は、ふとそのことに違和感を抱き、その都度、「以前もあなたとお話したような気がするのですが。同じ方でしょうか。それども、繋がらない電話は、どこか繋がる地域や県に流れていくものなのでしょうか。」と何度もお尋ねしたのですが、
毎回、「いいえ。お電話を頂戴したのは、今日が初めてです。」という判で押したような答えが返ってくるのでした。
そして、必ずこう付け加えるのでした。
「人は何度でもやり直すことが出来ます。どんな時も、どんな場所からでも、歩み出すことが出来ます。その気さえあれば、何度でも。」
お礼を言って電話を切ろうとすると、
「あなたのような人を死なせてはならない。あなたは、死んではいけない人なのです。」
本来、このような言葉を語ることは、禁じられていると聞きました。
ただ、この一言で、生きながらえた私がいます。

どんなに辛くても、たった一握りの愛があれば、一本だけのロウソクの火でも、暖をとり、闇夜を照らし、心に安らぎが与えられるものです。

今年は、pentaro様のような優れた才能に恵まれた方々と出会えて、幸せな1年でした。コロナ禍に翻弄された1年でもありましたが、ある怖話作家様がおっしゃっていたように、ただ、辛いだけ苦しいだけ悲しいだけの1年ではなかったと 振り返りながら思います。

長々とつまらぬことを書いてしまいました。
大みそかの忙しい最中、または、お寛ぎの最中 お邪魔してしまい申し訳ございませんでした。

それでは、この辺でお暇させていただきますね。
新作楽しみにしております。
新年早々、楽しみが増えました。
今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。
良いお年をお迎えくださいね。

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@アンソニー さん
わざわざありがとうございます。

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