日本を代表する怪談文芸や怪奇幻想文学のプロフェッショナルたちが書き下ろした文章&当代実力派画家が絵を描きビジュアル化した絵本シリーズ、「怪談えほん(岩崎書店)」の原画展!!

怪談・怪奇モノの人気作家と実力派の画家がタッグを組んだ「怪談えほん」(岩崎書店発行)シリーズ。2011年に発行され、子どものみならず大人も恐れさせた絵本の原画を紹介します。さらに、江戸時代の「稲生物怪録」を宇野亞喜良が現代に蘇らせた『ぼくはへいたろう』の原画と、古い「怪談絵巻」などを合わせて展示し、「怪談」をめぐる変容と享受のありようを見つめます。

人気作家5人と実力派画家5人がタッグを組んだ同シリーズは、子どものみならず、大人たちをも恐怖に陥れました。この展覧会では、第1期にあたる、吉田尚令、宇野亞喜良、町田尚子、大畑いくの、軽部武宏が描いた原画をご紹介します。

また、同時開催として、刈谷市美術館コレクションの中から宇野亞喜良が3パターンで描き分けた『ぼくはへいたろう』の原画を集中展示します。
江戸時代の《稲生物怪録》から、宇野にインスピレーションを与え、その制作の源となった稲垣足穂の著述等の世界観を比較展示し、ひとつの「怪談」物語をめぐる変容と享受のありようを見つめ、絵本制作の極意に迫ります。

会期中にトークイベント開催!!

絵本をはじめとする書籍やその他グッズも多数販売!

会場

刈谷市美術館 1階展示室
〒448-0852 愛知県刈谷市住吉町4丁目5
JR東海道本線・名鉄三河線「刈谷駅」下車、南口から徒歩約10分

会期

平成30年4月21日(土)〜6月3日(日)
(休館日・月曜日(ただし4月30日は開館))

入場料

一般900円、学生700円、中学生以下入場無料

お問い合わせ

刈谷市美術館
電話:0566-23-1636
FAX:0566-26-0511

詳細

https://www.city.kariya.lg.jp/museum/exhibition/schedule/H30kaidannehonn.html