ムビエル·ムビエル·ムビエル

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人間が地球上に存在する遥か昔から地球上には生物が存在していた。人類の祖先が現れる新生代以前の中生代には恐竜が繁栄しており、地球上の支配権を握っていた。しかし、その恐竜も中生代後期の白亜紀において鳥類以外が大絶滅し、現在は化石によってでしかその存在が確認されていない。しかし、現在地球上で確認されている未確認瀬物の多くには恐竜のフォルムをしたものが多い。有名なところではネス湖の「ネッシー」であるだろう。「ネッシー」が目撃された後から、世界中で多々恐竜の生き残りかと思われる未確認生物の目撃情報が多くなった。そんな中、アフリカには現在も存在の可能性が高いと言われている恐竜の生き残りの目撃情報がある。それが「ムビエル·ムビエル·ムビエル」である。この「ムビエル·ムビエル·ムビエル」というのは目撃された現地の言葉リンゲル語で「背中に坂が生えた動物」という意味である。「ムビエル·ムビエル·ムビエル」はアフリカのコンゴ共和国リクアラ地方の湖や川で目撃されている。陸上での目撃情報はほとんどないため、まだまだ謎に満ちた生物である。目撃されているのは常に水中であり、背中には多くの背板が存在しているという。その背板の特徴から恐竜の一種である「ステゴサウルス」ではないかと言われている。しかし、あまりにも情報が少ないため、推測でもかなり可能性の低いものである。
アフリカでは多々このような恐竜型の生物の目撃情報がある。「ムビエル·ムビエル·ムビエル」の他にも「エメラ·ントゥカ」や「ングマ·モネネ」が存在すると言われている。この3種類の生物は狭義では異なった生物だとされているが、広義では「モケーレ·ムベンベ」の種類であると言われている。「モケーレ·ムベンベ」はアフリカの中央部である、コンゴ共和国、カメルーン、ガボンに存在する恐竜型の未確認生物である。古来から原住民の間で言い伝えられている生物であり、体長は5メートルから10メートルとされており、長い首が特徴である。足には3本の爪があり4足歩行、1776年にこの足跡が当時アフリカで布教活動をしていた宣教師に目撃されている。また、ある宣教師は謎の生物が川で植物を食べている場面に遭遇したと言われている。その後1900年代に入り、ロイ·マッカルという生化学者が3度アフリカを調査している。最初の調査である1913年の報告では現地の住民による情報を得る事に成功し、その身体的特徴について知ることができた。1920年の調査では、調査中に「モケーレ·ムベンベ」のものとされる足跡が発見され、謎の鳴き声も聞こえたと報告、そして1932年の3度目の調査でも足跡と鳴き声が確認されている。しかし、現在でも写真などのデータはなく、その存在は謎のままである。
目撃された「モケーレ·ムベンベ」が「ムビエル·ムビエル·ムビエル」と同等の生物かどうかはわかっていないが、その目撃された地域や恐竜型ということから目撃された「モケーレ·ムベンベ」が「ムビエル·ムビエル·ムビエル」である可能性は高い。目撃された場所は熱帯雨林であり、未開拓の地が多いため現在でも「ムビエル·ムビエル·ムビエル」の存在はゼロとは言えない。前例として、アフリカの熱帯雨林に住む原住民の言い伝えにあった生物が20世紀に入り、突如発見されたケースもあるため、ひょっとしたら「ムビエル·ムビエル·ムビエル」も今後急に発見される可能性もある。