短編1
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除霊??

霊感持ちの娘が3歳の頃のある日、私は仕事場の同僚と一緒に家で飲もうと約束しました。

その同僚と娘は何度も面識があり、懐いて居たので、同僚が来るよって言うとキャッキャとハシャぎまくって居ました。

そして同僚がチャイムを鳴らしました。

娘はその勢いのまま、ドアの前まで行き、

「ママが開けるから待ってて!待っててね!」

とドアの向こうに居る人に叫ぶのが通常だったのですが…この時はドアの前まで行くと、ピタッと動かなくなり、何故か犬のように「ヴーヴー」と唸って威嚇しているようでした。

私は不思議に思いましたが、ドアの覗き穴から同僚だと確認して招き入れました。

娘は一目散に私の部屋へと逃げて行きました。

同僚はというと、悲しそうな顔をして居ました。

「ごめん、チビ今日機嫌悪いみたいで…」と謝り、気を取り直して飲み始めました。

夕食も食べながらだったのですが、娘はいくら呼んでも出て来てくれません。

呼びに行ってもイヤイヤと首を横に振ります。

こんな時に思い当たるのはやっぱり霊しか無くて、私はそれとなく同僚に聞きました。

「最近どお?変わった事無い?」

続きます*

怖い話投稿:ホラーテラー 咲っちょさん  

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