短編1
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高級ホテルの夜2

高級ホテルの夜1の続きです。

22:30ぐらいに手形の付いたバストイレから声が聞こえたんです。

「でてけでてけでてけ」と連呼して来たので耳を塞ぎその内気が狂い叫び出しました。

私は心の中で「霊感がないのにどうして聞こえるの?殺されるの?」とパニック状態でした。

霊感のある友達に背中をさすってもらいなんとか落ち着きました。

でももう1人の子に異変が起きました。

突然泣き出したり笑い出したりおかしくなったんです。

霊感のある友達がその子の背中をさすって落ち着かせても直ぐにまた泣き出したり笑い出したりするんです。

夜中の1時過ぎになり廊下から叫び声が聞こえ、インターホンが鳴り出したり……。

私達の部屋の隣は先生が泊まっています。

もし廊下で生徒が叫んでいたら注意しますよね?そしたらインターホンもおかしいんです。

夜中に生徒がピンポンダッシュするイタズラはありますが、私達の部屋は先生が隣にいます。

部屋と部屋の間隔はかなり離れています。

私達の部屋の前の廊下は真っ直ぐで曲がり角は遠いです。

もし走るなら足音が聞こえるのに足音がしません。

私は確信しました。

夜中になるにつれどんどん酷くなっていく。

丑三つ時(夜中の2時)までに寝ないと絶対大変なことになる。

続きます。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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