短編2
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自宅にて1

昔住んでた家で起きた怪奇現象の中からひとつだけ…

面白くなかったら

スルーして下さい笑

家は母子家庭で

当時一緒に住んでいた

兄の彼女のお腹に

赤ちゃんが出来たという理由で

同居をしていました。

ある夜中、次の日が休みだったので母と ホラー映画を居間で見ていたんです。

兄の部屋は居間の隣だったので、お嫁さんの事も気遣い、音量ゼロで字幕だけで見ていたんです。

二人、間を空けてソファーにかけてシーンとした中で見ていた時です。

うああぁぁぁ…

確かにはっきりとそれは聞こえました。

年齢でいくと20代でしょうか…女性の声。

それも二人が座る真ん中に確実にいたんです。

母『え…聞こえた?』

私『やっぱり?聞こえた』

母『気にしないでおこ!苦笑』

私『そうだね汗』

そうしてその場を

やり過ごしました。

次の日。

深夜2:00

私は中々寝付く事が出来なく、毛布を被ったままお気に入りのCDをかけて聴いてたんです。

やっぱいいなぁ

なんて思いながらお気に入りの曲を聴いてたら…

ザッ…ザザ…

ん?コンポ壊れた?

毛布を被ったまま様子を伺ってました。

そして気付いたんです。

コンポから出てる音ではないと。

私の部屋は和室でした。

足元から確実に聞こえる音。

ザザ…ガリッ…ガリガリガリッ

ガリガリガリガリガリガリッ…

畳を爪で引っ掻く音。

全日は母が一緒だったので心強かった…でも今この暗い部屋には私一人…

どうしよう!!

起きたら確実にいる。

絶対にそこに屈んでる。

どうしようどうしようどうしよう!!

毛布を頭の上で

ぎゅっと握りしめた瞬間。

ゴトン…

何故か母が扉をあけてくれたんです。

その瞬間飛び起きて部屋からでました。そして母に今起きた事を話すと

間違いなく連れてきたなとゆう結論に至りました。

家の家系は皆が霊感を持ち合わせてます。その中でも一番強かったのが兄でした。

兄しかいない…。

翌朝お嫁さんのかなちゃんに最近何か不審に思う点はないか、伺ってみると

かな『あ!あった!こないだ夜中にふと目が覚めちゃって…なんか視線みたいの感じたんです。それが窓で…女性の影がうつってたんです。私怖かったし、夢でも見たのかと思って話さなかったんですけど…』

この2日間で起きた事をかなちゃんに話しました。

続く…

怖い話投稿:ホラーテラー なおさん  

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