短編1
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社宅の幽霊

これは私が小さい頃、大阪市内の社宅に住んでいたときの体験談です

ある夏の夜、父母と私と弟は一つの部屋で川の字になって眠っていたのですが…

夜中に急に目が覚めて寝ぼけながらパッと天井を見ると…

足元に誰かいる!!

ゆっくり視線を移すと

軍服を来た男性がジーっとこちらを見下ろしたまま静止していました

さらにその両隣りには小さな女の子と、真っ白なシーツをかぶった人間がいました

例えるならテルテル坊主のような…(今でも意味が分かりませんが)

私は恐怖で、隣りに寝ている母を起こし

『人が…人がっ!』と指を指して言いましたが、母は

『誰もいないわよ?』と、言いさっさと寝てしまいました

その間もジーっと見下ろされたままで、私は布団を頭までかぶり

いつの間にか眠ってしまいました。

翌朝、母に尋ねても

『あんたが寝ぼけてただけでしょ』と全く相手にされず、それからその家を引越すまで

霊が出たのは、その一度だけでした

続く(2で完結です)

怖い話投稿:ホラーテラー のすさん  

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