中編3
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廃病院〜201号室〜

初めまして。

俺の町では有名な心霊スポットがあった。そこは廃病院で何でも201号室に入ると戻って来れないと言うありきたりな噂が流れていた。

実際に俺の友人が行った所行方不明になり、未だに見つかってはいない。俺は興味があった。そこに入ると何処に消えてしまうのか。

二十歳の夏に俺は一人の女性(C子とする)と出合い付き合っていた。

俺はいつもC子に廃病院に行こうと言っても、断られていた。

何故かはわからない。廃病院の話をするとヒステリックに怒る事もあった。

ある日俺は友人(Bとする)とC子と俺の三人でドライブをしていた。

C子は疲れ果て後部座席で爆睡をしてた。Bがそれを見て廃病院に行かないか?と誘ってきた。俺の答えは勿論OKだ。

廃病院についてもC子は爆睡していたので車に残して、俺とBで行く事に。(C子を起こすと色々面倒っていうのもある)

俺とBは201号室に行く前に色々な部屋を回った。雰囲気はあったが、たいした事も起こらず、Bと二人で「もしかしたら、201号室もたんなる噂だったりして」とか話ながら笑っていた。

そしてついに噂の201号室の前についた。俺とBは立ち止まり他とは違うものを感じ唾をゴクリッ。俺とBは顔を見合わせ、また201号室の扉見つめた。

暫く沈黙のまま立ち尽くしていた。

「ねぇ、なんでここにいるんだよ」

背後からこの世の者とは思えない声が聞こえ、驚き俺とBは振り向いた。

そこにいたのうつ向く、C子。しかし雰囲気がまるで違う。どんより重く暗い雰囲気。それに足音もなく後ろに…。俺とBは恐怖で声もでない。

C子はゆっくり顔をあげなから言った。

C子「だからなんでここにいるんだって…聞いてるんだよー!!」

C子はいきなりどなりだした。しかもその時C子の顔は物凄い形相だった。白目をむき、眉間にシワを寄せて怒り狂った顔。

俺、B「うわあああああ!!!」

俺とBは驚き目の前の201号室に逃げようと扉を開けた。

しかし服を掴まれ物凄い力で引っ張られる。

俺は必死で扉のドアノブに掴まり抵抗した。

するとBがC子に飛び蹴りをくらわせた。C子は倒れBが必死で地面に押さえ付けている。

俺「おい!!何してんだよ!!」

C子はもがきながら何か叫んでる。

B「俺は良いから早く行け!!」

俺は無我夢中で部屋へ飛び込んだ。それと同時に意識を失った。

次に目覚めた時、俺は病院のベットの上にいた。

辺りを見渡すと、Bが椅子に座っていた。

B「気が付いたか!?今先生呼ぶからな」

Bはそう言ってナースコールを押した。

俺「俺…なんでここに?」

B「覚えてないのか?車にひかれて、意識不明の重体で運ばれたんだぞ。」

俺「そうか。運転手は?俺どれぐらい寝てたんだ?」

B「運転手はお前をひいてそのまま逃げたらしい。まだ捕まってない。まあ三日間位だな。」

俺は夢であった事に安心した。でもC子が気になりBに聞いた。

B「お前…なんも覚えてないのか?C子はお前のストーカーだろ。忘れたのか?」

俺は驚いた。C子がストーカー?

先生がきて異常がないかみてもらい、先生に「頭を強く打ってるから、少し昔の記憶が飛んでるかも知れないがじきに思い出すだろう」と笑顔で言われた。

先生が行った後、Bは飲み物を買いに行ってくれた。

Bが部屋を出て、少したったころ

コンコン。

俺「はーい、どうぞー」

(因みに個室)

扉がゆっくり開く。

C子「大丈夫?」

不気味な笑顔のC子が…

俺は夢を思い出し、恐怖が甦り、全身ブルブル震えだした。

そしてC子は手を後ろで組んで何か隠し持っているようだった。

よく見ると脇腹辺りからチラチラ見え隠れしている先の鋭い物…

C子は俺に近づいてニヤニヤ不気味に笑いながら俺に言った。

C子「私のものにならないなら死んじゃえよーあーはははははは!!」

C子はそう言うと隠し持っていた物を頭の高さまで振り上げた。

俺「うわあああああああ!!」

ドスッ!!

C子「……フフフッ」

事故を起こした際はお気をつけください。

end

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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