短編1
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オッドアイの女の子

夏休みのある日のことです

夢を見たんです

町並みは戦争終わり頃くらいでした

茶色と青のオッドアイの女の子が両方とも茶色の目の男の子の手を握って立ちすくんでいるんです

服はボロボロ、裸足の足からは血

そこで目が覚めるんです

それを母に話すと

思い出したようにボクに話してくれました

母「6歳の時にね、同じことがあったのよ」

母の話によると

6歳の頃、昼寝から起き上がったボクは

「行かなきゃ、行かなきゃ」と何かにとり憑かれたように言っていたそうです

それは9歳まで続き

それ以降からは何も言わなくなったそうです

そんな時、母は唐突にオッドアイの女の子について語りだしました

母「虹彩異色症…、オッドアイの原因だったかしら

お母さんの家系にいたのよ………虹彩異色症の女の子」

ボクがするひいじいちゃんによく聞かされたそうで

ひいじいちゃんには姉がいたそうです

茶色と青のオッドアイでボロボロの町並みを見て呆然と立ちすくんでいたところ崩れてきた建物からひいじいちゃんを庇い亡くなったらしいです

結局そのオッドアイの女の子はどこに行きたかったのか

ボクにどうしてほしかったのか

それがボクの前世なのかは

未だにわかりません………

怖い話投稿:ホラーテラー 友花さん  

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