短編2
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ギシ…ギシ…

四年前、俺はドリフトにハマっていた。

世間一般的にいわゆる珍走族の仲間みたいなものかな。

週末になれば山に行き走り回ていた。

その日も一通り走った後、ガソリンも無いし下ろうか?何て話していると仲間のAカップルが

A『展望台に行ってみない?星がよく見えるらしいんだ。』

A彼女『行きた〜い!』

と言ってきた。

(いや、そんなもん二人で行けよ)と思ったけど展望台には行った事なかったし話しの種に行ってみる事にした。

走る場所まで来る途中の分岐の道を山頂へ向かう…

『道悪いなぁ…』

と思いながら進んで行くと開けた場所に出た。

そこそこ広い駐車場に高台にコンクリートの土台に鉄柵で作られた簡易的な展望台だ。

Aカップルは『星が綺麗!』なんてはしゃいでます。俺は暗闇の中、車のヘッドライトの光を頼りに高台の展望台へ…

鉄柵の向こうには漆黒の闇それだけでも恐怖なのに柵の向こうは崖かと思うと高所恐怖症の俺は柵まで行く事が出来なかった。

その時、耳に『ギシ…ギシ…』と柵の向こうから聞こえてきた、空耳かと思ったけど確かに…『ギシ…ギシ…』と…

ビビってAカップルにその事を報告すると

A『そんな事言って俺達今度二人で来る事妨害する気だなぁ!WW』

と取り合ってくれずその日は帰宅した。

二日後、Aから電話があり

A『新聞見てみろ!』

との事言われるままに新聞の地域欄をみると『〇〇ヶ原展望台で鉄柵にロープをくくり付け首吊り自殺』の記事…死亡推定時刻は俺達が展望台にいた2時間前…そして場所はまさにあの場所…

じゃあ、あの何かが軋む音は首吊りのロープの…

そう悟った瞬間全身に鳥肌が立ちました。

以上ですつまらなくてすいません。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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