短編1
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実話 続き

坊さんが言うにはこうだった。どうやらあそこにはホントに霊がでるしい。

どうして俺の涙がとまらなかったのはあの子は自分の気持ちをわかってほしかったからということからだった。

あの子は親からの虐待をうけ、わざと道路に飛び出したとのこと。

俺は気持ちが沈んでその女の子かわいそうに思えてしまった。

そしたら坊さんに

「霊に同情してはいけません。その心の隙が危ないのです。今回はたまたま運がよかったのです。下手したら取り返しのつかないことになってたかもしれませんよ」

と言われた。

俺と中島は坊さんの話しを素直に聞き入れた。

帰り道中島がふざけて俺に

「またどこか別の心霊スポット行くか?」

と聞いてきた。

俺は苦笑いしかできなかった。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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