短編1
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小学生のモラル

ある日、大学の友人(都会っこ)二人が、私の実家(田舎)に泊まりに来ました。

二人は、用水路でフナ釣りをしたいと、言った。

早速、釣り具屋に行き竹竿、仕掛け、ミミズなどを買い込み、用水路に向かった。

針を下ろし、引きがくるのを待っていた。

すると、近所のおばちゃんたちが、『いっぱい釣れてる?』と笑顔で尋ねて来た。

友人は『まだ、全然釣れてません。これからですよ。』と笑顔で答えた。

友人は、『知らない人に気さくに話しかけてくれるとか、なんかいいね。』と私に話した。

私は『これが田舎のいいところだよ』と答えた。

しばらくすると、何匹か当たりが来て、友人も上機嫌だった。

すると、小学生5、6年くらいの男の子が自転車で用水路の横の道を通った。

自転車を横に倒しこちらを見ている。

私と友人たちは、何が釣れるか興味があるのか? 一緒に釣りをしたいのか? と思ってるのかなと思い

笑顔で、少年を見た。

すると、突然、石を持って、私達のウキを目がけて投げ始めた。

立て続けに20回ほど

さすがに頭に来て、近くまで行き、おもいっきり睨みつけた。

さすがに効いたのか、石を投げるのを辞めた。

その後、ニコニコしながら、手放し運転で去っていった。

友人は、ドンビキ(笑)

少年は、いったい何をしたかったのだろう。

友達がいないのかな。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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