夢なんか? 現実なんか? 正直、よぅ分からン…スマソ。
書いてみたら、長文なので苦手なヤツはスル―してくれ。
俺てきには、妙にリアルな体験をしてんけど、このサイトのヤツらの充分条件は満たせられられへんかもな…削除、批判覚悟で投下した。
暇なら読んでくれたらえぇかなと…。
真夏日の週末。
俺は、いつも通りベッドで寝ていた。
中途半端に酒を飲んで寝たせいか途中で、なんとなく…ぼんやりと半覚醒。
だが、明日は仕事はないから、気負いなく寝る気満々の俺。
うつらうつら眠れそうで、
眠れない分岐点を行ったり、来たり。
そんな時にやってきた…
「キィ――――ン」
金縛りの前フリ。
「正直、迷惑やッちゅ―ねん、面倒クサいし…、何してケツかんねん!」
と云う怒りの気持ちでした。
だって、こちとら生きる為にオレなりに頑張って職場のストレス、労働に見合わぬ賃金に不平はあれど、それなりに、毎日を生きているつもりだ。
「経緯は知らんけど、自己憐憫の末に見ず知らずのオレに訴えるのは筋違いだし、無意味なんちゃうの?」
って短時間の内に心の中で毒づいた。多分、怖さ半分、面倒い半分やったと思う。
しかしながら、言った(思った)ところで体を動かそうとも無駄なのは、経験済みなので…
諦めた(笑)
ただ「早く終わればナァ~」って思ってた。
そして、その時はきた。
ワンルームマンションに住む俺の玄関になんとなく気配を感じて、(いつも通り体は硬直しても眼だけは動く)玄関を見るや…やはり、それは居た。
「やっぱり…」
って思ったと同時に、金縛り&寝てる状態にも関わらず、俺はそいつの目の前に瞬間移動。
俺はそいつの前に直立する事に…。
今までの体験とは違う展開に正直、
「はぁあ? マジで…」
戸惑いながらも、相手を見据えた。
ポニーテールのリクルートスーツ姿の女子。
腕には黒いカバンを大事そうに抱えていた。
顔は全面的に灰色。
目、鼻の穴、口は黒い空洞っぽい感じだった。
何かを伝えたくて来たんだろうが、残念ながら俺には、その能力はない!
俺自身のなかで不思議なのは、そんな状況の中でも強がりではなく、一切の恐怖は感じなかった。(今までにない、初めての体験)
そんな彼女と数秒間、向きあった後、気付けば寝てたベッドで目覚めた。
夢にも関わらず、鮮明に思い出せる前夜の出来事を回想した。
無力なりにも、何かしてあげたくなって、般若心経を七回、彼女の為に唱えた。
成仏してほしい…のと、安眠妨害は困るから…。
以上、この夏の事実起こった出来事。
最後まで、読んでくれた方、ありがとう!
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話