短編2
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心のわだかまり

小学校の同級生のAの話      

とにかくDQNな奴だった。

彼のやって来た行為は伝説である。

小学一年のとき、上級生と喧嘩になって頭でガラスを割った。

小学二年のとき、みんなの給食袋、けんばんハーモニーカの〈持つ部分〉がハサミで切られていた。

また、教室に貼られている絵や書道の紙が切り刻まれていた。

紛れもなく彼が犯人だった。

小学三年のとき、ザリガニを釣ってるとAがやって来た。

上級生の人が、縄跳びに煮干しを付けて、釣りをしていた。

縄跳びの持つ部分がジャボンと落ちるため、『ザリガニにが逃げる!!』と周りから嫌煙されていた。

するとAが池に突き止ばした。

溺れた上級生を助けるのが大変だった。

小学四年のとき、教室で飼っていたベタ(魚)とハムスターが居なくなった。

当然のごとく、みんな彼を疑った。

Aは『オレじゃないと』抗議した。

クラスの勇敢な奴らがAの家に乗り越んだ。

すると、ハムスターが入ったカゴがあり、隣の容器にベタが泳いでいた。

『やっぱりお前じゃないか!!』と言うと

Aは『ベタは何年か前から飼っていた。』

『ハムスターは庭に這っていたのを捕まえた』とくだらないウソを付いたそうだ。

小学五年のときJリーグチップスが流行った。何処の店に行っても、売切れ状態だった。

Aが家から金を盗んで買い占めていたとのこと。

コレはあまり驚かなかったが、何とAは会社(Aの母が社長)から小切手を盗み、それで買い物してたらしい。

小学六年のとき、ライターで金具をあぶり、熱した金具を、ある生徒の顔に押し付けた。

その生徒に腹を立てたわけでもなく、単なるイタズラだったらしい。

その生徒は、顔に跡が残ったらしい。

また、神社でみんなで遊んでいたら、止まっている自転車のタイヤをナイフでパンクさせていた。

ちなみにオレの自転車もパンクさせられていた。

ある日、溜まりに溜まったクラスの全員の怒りがマックスになり、

みんながAに罵声を浴びせた。

Aは、腹を立て、トイレに立て篭もった。

エアーガンを持ち、大の方の個室に鍵を閉め

下の開いている隙間から発砲した。

そのやり方は、無差別であり、下級生が足を打たれて、ワンワン泣いていた。

担任の先生が、説得しても、なかなか出てこない。

結局、日が暮れて、用務員のおじさんがドアを壊し、事件は終結した。

これは、彼が行った行為のほんの一部である。

親の躾の問題だろうか?

彼は病気なのか?

学校側は、普通の生徒として学校に通わせて良いのだろうか?

心のモヤモヤが今も取れないので、ここに吐き出させて貰いました。

不謹慎な内容で、大変申し訳ありません。

最後まで読んで下さりありがとうございます。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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