短編1
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盲点

外で散歩をしていたら、「キャー!」という女性の悲鳴が聞こえた。

私は驚いて行ってみると道路で女性が、縦2m・横2m・暑さ50cm程の鉄板らしき物の前に座りこんでいた。

その女性に話を聞こうとしたが、ビックリしたのか話せない。

すぐに作業服を着た人が来て訳を話してくれた、どうやらビルの上で工事をしている時に落としてしまったという。

幸い怪我人は出なく、女性は驚いて腰が抜けてしまっただけらしい。

それにしても赤いタイルの上に真っ黒の鉄板とは不気味である。

散歩も飽きて夕陽が暮れ前に、もう一度その場所に寄ってみた。

その鉄板らしき物はまだ残っていた。とても重いので処理ができてないのだろう。

危ないからか、近づけないように警備員のような人がいた。

先ほどの女性もいた。声をかけてみた。

「先ほどは驚かれたことでしょうね」

女性は

「驚きました。悲鳴を聞いたときはビックリしました」

と返してきた。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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