短編2
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憑いてるよ。あんた。

ある若手女優がいた。

彼女はいつも通りスタジオに向かっていると、

横からバイクがつっこんできた。

乗っていたのはヘルメットをかぶった男だった。

見た感じでは即死だった。

彼女は無視してスタジオに向かった。

それから数日後、急に右足が重くなった。

マネージャーに相談したところ、霊媒師に見てもらおうと言うことになったが、1週間後にライブを控えていたため、ライブの後で見てもらうことになった。

それから数日後、暇だったこともあり、図書館に行くことにした。

本を読んでいると、声をかけられた。

顔を上げるとそこには、小太りのベージュの服を着たおばさんが立っていた。

おばさんはこういった。

「信じてもらえないかもしれないけど、あなたの右足に、ヘルメットをかぶった男の人が憑いてるのよ」

この言葉を聞いた瞬間、マネージャーに電話し、霊媒師に見てもらった。

霊媒師はこの状態じゃお祓いはできないと言った。

彼女は泣きながら「どうかお願いです!お祓いしてください!」と叫んだ。

霊媒師が彼女に質問した。

「あなたは自分に憑いている霊が何か分かりますか?」

彼女は必死に声を出し

「右足に、ヘルメットをかぶった男の人が憑いてるんですよね!?」と言った。

霊媒師はこう返した。

「そうよ!ヘルメットをかぶった男の人の右足に

小太りのベージュの服を着たおばさんが憑いてるじゃない!」

怖い話投稿:ホラーテラー ほんのり恐怖さん  

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