短編2
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昨日の夜中のお話

最初に、終始話し言葉でごめんよ

始めます

今一人暮らししとって

六畳一間に住んどんねんけど

昨日の夜の話

朝6時半に起きなあかんから

早よ寝な思て

寝よってん

ほんなら玄関のドアが

「カチャッ」

って鳴って

その瞬間から全身鳥肌

動かれへんし

なんか耳ん中でぐわんぐわんなっとうし

汗大量に出てきて

ち○ぽの先からもなんかかがドクドク出とんのがわかった

うわこれ絶対ヤバいわ思いつつ

若干やったら目ぇ開けれるし

手ぇと首も動かせることに気づいて

パッと布団の脇見たら

顔ある!!

「のわぁーーー!!」って叫んで

(出た!!見てもた!!)って心の中で言いながら

もう一回見たら

脱ぎっぱなしにしとったズボンやったって分かって

なんやねん!!

ビビった〜!!って思いながら

足元見たら

なんか立っとんねん

体は体型的に女やねん

でも首が異様に長くて

その首に乳が四つついとうねん

(豆電球にして寝よったからシルエットしかわからんけど)

ほんで顔が三つついとんねんけど

俺から見て一番右の顔の髪の毛を

鷲掴みにしてグイグイ上に引っ張っとんねん

その腕も異様に長くて

一番左の顔が俺のこと覗きこむような動作見せたから

(この時足動かせることに気づいてんけど)

おもっくそその顔

右足で蹴ったった

次の瞬間

左の方から物凄いプレッシャー感じて

もう完全に体も動かせんくなって

横目で見たら俺のソファになんか座っとる!!

黒髪の白い服着た女が偉そうに俺のソファに座っとる!!

もう勘弁してくれや

って心の中で何回も叫んで

どっかのサイトで見た

「僕にはなんもできないんでお帰りください」

っていう対幽霊用呪文を唱え続けとったら

また玄関のドアの

「カチャッ」

って鳴る音が聞こえて

体が軽なって

けど汗びっしょりで

解放された

特にオチないけど

一人暮らしに幽霊訪問とかほんまやめてほしい

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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