短編2
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不気味な光と......

8年前の年末の時の話です。

その日は、大晦日ということで大勢で賑わっていました。

みんな飲んだり食べたりして騒いでる

時です。外の方で何か光ったのです。

僕は、皆が眠ってる間に家を抜け出し、先程見えた光を求めて探し始めました。

夜だというのに周りは明るく、不思議な空気でした。

近所の人達も何人かは、先程の光を

見たらしく、こちらに訪ねて来ました。

「あなたも見たの、さっきの光」

と話しかけ、僕は、まだ光の正体を

見ない事には収まらず探そうと思いました。

しかし、その光がどの方向に向かったのかもわからず、考えていました。

何キロか歩いている時です。そこには、マスクをはめた女性が居ました。

僕はその女性に

「さっき光を見ませんでしたか」と、

聞いたところ、「いいえ」と言い返されました。しかし、

その女性、何かがおかしいのです。

夜だというのにサングラスにマスク、

麦藁帽子に、手には分厚い本を持ってるのです。何か怖いなぁと思いながらも、さっきの光を探し始めたのです。

探し始めてから、かなりの時がたった頃です。

「ピカーーーー」と雷でも落ちたのかと思う程の光が辺りを照らしたのです。

僕は「誰だ!姿を見せて」そう大声で叫んだ所に、さっきの不思議な女性が、

暗闇から現れ、「後ろを見てはいけません。」と大声で警告されたのです。

僕は恐怖のあまり、足がガクガクになり、お便所を少しずつ漏らしたのです。

しかし半分は好奇心があったので、思いっきり振り向いた。

そしたら.......

白い服を着た女性でした。しかも顔が緑色で顔から草が生えているとてもこの世の者とは思えませんでした。

僕は、手足を動かそうとしても動かず、

口を開こうとしても開きませんでした。

相手の女性が僕に指を指しました。

すると急に周りにさっき見た光と、同じ光が目を覆い隠した。その後しばらくしてから眩しさが消え、光も消えていました。

周りには緑色の女性も警告してくれた女性も誰もいませんでした。

僕は何が起こったのか理解出来ませんでした。

家に戻り、皆にその出来事を話した所、タヌキにでも騙されたんだろと笑われました。

しかし、あの光と不気味な女性はいったいなんだったのだろう。

僕は朝起きて風呂に入ろうとしたとき

鏡に映った自分の肩には緑色の手形がついていました。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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