中編3
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自分と彼女の体験話

怖い話かわからんけど自分と彼女の体験談

上京したばかりの彼女と付き合い始めた頃、彼女が「モデルのオーディションを受けたい」と言い始めた。

容姿は一般人の中ではかなり良い方だが、 芸能人に簡単になれるわけないと考えていた俺は軽く許可した。

20件くらい受けて、結構いいところまで残るが受からない。(この時点で気が付いて欲しかったw)

繁華街でキャバやモデル事務所にスカウトにされてるうちに、その中でモデル事務所に 面接受けたりもしたが、基礎練習が必要という事でレッスン生となり(もちろん有料)1年くらいレッスン受けてるうちに、オーディション受けながら、たまにシネマなどのちょい役くらいもらう様になった。(字幕に名前が載らない程度w)

その後、将来は本格的にデビューしたいとか言い始め(凄い自信家だなw)、その為にはお金が要るとか言い出した。

業界の事は解らない俺は何故デビューするのにお金が必要なのか不思議だった。

その費用を稼ぐのに昼間の仕事を辞め、水商売のバイトをしたいとか言い始めた。

キャバ嬢のバイトしている事務所の友人から業界にコネが出来やすい事や実際キャバ嬢からスカウトされデビューしたタレントの話など聞かされたらしい。

元々、地方から彼女が上京した理由も業界に憧れてらしい。 (女の考えは理解に苦しむw)

俺はオーディション受かればお金掛からずデビュー出来ると思っていたのと、彼女が男相手の水商売をするのが嫌だったので猛烈に大反対した。

その頃、同棲し始めていて 何度も話し合ったが、彼女がレッスンに行かないように強引に都内から遠い所に引っ越すことにした。

その後、たまにオーディションだけ受けるようになった。 

中には、2000人受けて最終の手前まで残ったのもあったけど、最終審査に行くには条件が必要 との事。 

どんな条件かというと、ある服のモデルになる為にまず、その服を買う必要が あるらしい。

しかも値段が100万円。

(ローンを組んでもよいらしいが、そもそも受かるのは1人だけだし、容姿に自信があって夢見ている女性に服買わせるのが目的って、自分でその時点で気が付いて欲しかったw)。

この話を相談された時点で、彼女はとんでもない世界に憧れていると確信した。

それ以外にも 彼女が人並み以上に普段から、美容関係にお金をかけいたのもあって俺は、この話に猛反対。

結局、普段の生活に無理が生じない範囲でやる事を彼女に約束させ、この話も辞退させた。

俺も彼女がそのうち諦めてくれるだろうと考えていた。

その後、彼女も周りの登録しても仕事が来ない友達やオーディション受からない友達からいろんな話や噂話など聞いているうちに、厳しい現実に気が付いたようでオーディションすらも行かなくなった。(気が付くの遅すぎw)

これ幸いにと 事務所も理由をつけて俺が辞めさせ、もう小さなイベント等の仕事依頼も来ないように彼女の携帯番号も変更させた。

俺自身、彼女の夢を諦めさせたこともあり彼女に悪い気がしたが、最近のニュースとか見ていると自分の彼女は諦めさせて良かったと思っている。

(考え方は人それぞれですが)

彼女に聞いたら、事務所によっては色々あるらしい。(あくまで噂なので詳しい事は書けないが)

今後も自分が彼女を大事にして、大切に守っていかなければと強く感じている。

*この体験は自分と彼女の体験談で、一つの例の話として読んで下さい。

(中には難関を突破し、夢を実現させ、成功し続け幸せな一握りの方もいらっしゃるので)

怖い話でなかったですね。すいません。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名 名無しさんさん  

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