中編3
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自衛隊

 この話はある自衛隊駐屯地の話です。

そこの駐屯地は第二次世界大戦中米軍基地として一部使われていました・・・(この話にはあんまり関係はないと思います…)

話はこの駐屯地のトイレにまつわる話です。

駐屯地内にある、あるトイレでいろんな隊員が何かにひっかかりよくこけて軽い怪我をしていました。

 ある一曹(自衛隊の階級)の隊員は見えていました。そのトイレに横たわる女性の霊を………。

 一曹の隊員は極力そのトイレを使わないように心がけていましたが、ある日どうしても我慢できなくなって近くにあったそのトイレに入らざるをえませんでした。しかし、その時はなぜか横たわった女性の霊はいなく安心して用を足すことができました。

 その夜、一曹の隊員は当直(自衛隊の泊まりがけの勤務)だったため駐屯地内の見回りをしなければなりませんでした。見回りに行き、最初は外を見回り異常がなかったので次は駐屯地の建物内を見回ることにしました。最初は1階、そして2階、3階ついにあのトイレがある4階にさしかかりました。その日はじめじめとしていましたが、4階にさしかかった時から、なにか寒けがするようなかんじにとらわれました。普通の寒けではなく悪寒を………………………

しかし4階ではそのトイレは避けたもののなにも起こらず、そして最上階でである5階の見回りをすることにしました。

しかし、5階にさしかかったとき何かが後ろを通る気配がし、そして前の廊下を何かが通りました。目をこらして見てみるとボヤーとした影でしたがまぎれもなくあのトイレに横たわった女性でした。。そして、目が合い………………

気づいた時にはひたすら逃げていました。そして今考えると不思議なのですがあの常に避けていたトイレに逃げていました。トイレの三番目の個室に入り鍵を閉め息を殺して霊がいなくなるのをまっていました。

何分たったでしょう。さすがに周りも静かでもういなくなったと思い腰をあげてた時何かがトイレに入ってくる足音が聞こえ凍り付きました。

その足音は一番目の個室らへんに止まりドアを開けました。そしてドアが閉まるバタンと音がしたと思ったら、次は二番目の個室の前で足音が止まりまたドアが開きました。さすがにヤバイと思いましたが何もできず………

ついに三番目の個室隊員が入っている個室の前で足音が止まり、もうだめだとブルブル震えていましたがなんとそのままトイレを出て行く足音が聞こえ安心し腰を上げ、上を見た瞬間……………………………………………なんと白目をむいたその女性の霊はすごい形相でこちらをのぞき込むようにして睨んでいました。

気がついたら医務室のベッドに寝ていました。発見してくれた隊員によるとそのトイレに目を開けたまま何かとんでもないような物でも見たような感じで気絶していたらしいです。

今はもう違う駐屯地に転勤になりそういう体験はしていませんが、今も、この時もあのトイレで起きたことを考えるとぞっとします。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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建物内で遭遇するとなぜみんなトイレの個室に逃げ込むんだろうな。
普通なら出口目指すような気がする。
下のコメントで確かに太平洋戦争中に米軍駐屯地はあるはずないね。
米統治時代ならわかるけど。