短編2
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狐がくわえていた骨は…

今からもう30年以上も前の高校生の時の

体験談と言うか身近にあった怖い話になります。

北海道の田舎町で起きた実話で、季節は真冬の

2月だったと思います、当時スケートがぼちぼち

流行り始めたので小学生だった妹は毎日のように

学校が終わったらスケート場まで通っていました。

4時すぎには日が落ちて帰ってくる6時すぎには

あたりは真っ暗になっていましたが妹は気にせず

1人で遊び帰って来ていました。

街灯は数百メートルにぽつんとあるような暗い

夜道です。

その日も友達と遊び6時過ぎにスケート場をあと

にし帰宅するために1人暗い夜道を帰ってきたそう

です。

暫く歩いていると団地がありそこに差し掛かった

とき妹の肩を軽くトン.トン.トンを誰かが叩いた

ので振り向くと辺りには誰もいなかったので、気のせいかな〜みたいな感じに思いそのまま家に帰って

きました。

ここまでの話なら怖いほどでは無い

のですが続きが有ります。

次の日に雪の中から白骨体が山中近くで

見つかりました、小さな田舎町なのですぐ

うわさは広がりますので僕の耳にもはいりました。

状況はキタキツネが大きな骨をくわえていたので

それを見た住人が変に思い足跡をたどり山中に入

ると雪の中に穴が掘ってあり覗くと白骨体を発見

しました、実は何と無く探しにいったのではない

と思っています、前年の秋頃ですが同級生の父親

が夫婦喧嘩をしてそのまま行方不明になり大々的

に消防、自衛隊が捜索しましたが結局見つかりま

せんでした。

その事があり探しに行ったと思います。

妹から聞いた話を思いだしたので、どの辺りで

肩を叩かれたのか尋ねてみるとそれは間違いなく

同級生が住んでいる団地でした。

田舎だし家族や兄妹の事も知っている仲です、

妹を使い自分の居る場所を発見して欲しかった

のではと思っています…

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