短編2
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赤家 続

ズズ・・・ズズズ・・・

寝室の奥から何かが這うような音が聞こえてきた

いっせいに寝室の奥を見る俺たち

そこには血だらけでボロボロのパジャマを着た女が這いつくばりながら俺達を睨んでた

ABCD「ウゥウウワァァァァァ!!!」

と叫び声をあげながら俺達はいっせいに二階に行き窓から飛び降りDの車に飛び乗った

B「何だあれ!?」

D「長女の霊だろ!」

C「そんなこといいから早く車出せよ!!」

D「いや~マジで見れたな!!」

Dはこれ以上無いくらい興奮している

B「はんぱねぇ~な!」

C「お前らよく楽しんでるな俺はショック死しそうだったぜ」

その後俺達はDの家に行き赤家での話を明け方までしていた

そして次の日Dは大学に来なかった

A「Dどうしたんかな?」

C「さぁ?サボりじゃね?」

しかしDはサボりじゃなかった

プルルルル・・・ピッ

A「もしもし?」

D母「もしもし?Dの母です、あなたがA君?」

A「ハイそうですが」

D母「何だかDが昨日から様子が変なのちょっと今から言うところに行ってくれる?」

A「わかりましたそれで場所は?」

D母「赤家とか言うとこだからお願いね」

ガチャ・・・ツーツー

A(赤家・・・)

その電話はBとCのところにもいっていたらしくCが

C「日曜の昼行こう」

と言い日曜の昼俺の運転で赤家まで行った

はしごはそのまんま立て掛けてあり俺達ははしごを登り赤家に入った

B「昼来ても気味わりぃな」

C「ちゃっちゃとすませて帰ろうぜ」

A「お~いD!何処だ?」

と言いながら二階を隅々まで探したがDはどこにも居ない正直嫌だったが俺達は一階に行った

C「D!返事位しろって!」

A「どこにも居ないな後は寝室だけか」

C「あそこは行きたくなかったな」

A「そんなことも言ってられねぇだろ行くぞ」

B「おぉ」

そして俺達は寝室へそこで俺達は心臓が止まりそうになった

俺達が寝室で見たものは包丁を自分の胸に突き刺し死んでいるDの姿だった

その後すぐ警察に電話し警察は直ぐに来てくれたがまたかというような感じで自殺と判断した

後日談になるか分からないがDの母親はDが小さい頃に死んでいたらしいだとしたらあの電話はいったい?

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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