短編2
  • 表示切替
  • 使い方

Yとの出会い(1)

『Rとの出会い』という作品の続きです。

そして、Rと会って結構経った時の話だ。

separator

私『だれ、この人』

『R、誰コイツ』

その人と私の声はほぼ同時。

R『うっははwww』

R『そーだ、自己紹介忘れてたわwwww』

R『こっちがYって言うんだけど、とりま、リアリスト!そんで視えんやつ!』

Y『あ〜…説明不足な気ィすっけど…名前さえ間違ってなきゃいーよ。』

R『んで私の左手に見えますはつむぎ!視える、オカルト信じてる!!』

Y『…フーン、よろしく、つむぎ。』

私『よ、よろしく…Y…ちゃん…、?』

Y『ん、Yでいいよ。』

私『あ、ありがと…』

Y『てか、無理に目、見なくていいよ。』

Y『人の目、怖いんだろ、』

私『…うん、ありがとう。』

私はこの人にいつか助けられる気がする。

それにしても凄いものだ。

この人は何もやばいものが憑いていない。

たまに、そーゆーのとは無縁の人がたまに居る、ときくが。

だが、守護霊まで心が綺麗だった。

…この守護霊は強いなぁ、とか思ってた。

Yも強くて、優しくて、色んな人に温かい記憶を与えているから、そんな強い守護霊が憑くんだとおもった。

R『よし自己紹介終わり〜!!』

私『肝試しって、なにすんの?』

R『S神社の裏側まで行って蝋燭に火灯す!以上!!』

そう言うと、オカルトを信じていないからかすぐに言ってすぐに戻ってきた。

次にR。

Rもすぐに戻ってきて、雰囲気出てキタァっ!と喜んでいた。

私は悪寒がして、けど2人の視線が怖くなって、足早にS神社の方にいった。

私は怖くて下を向いていたが、視界の隅に白いものやら、夜なのにそれより一段と暗い黒いのがいた。

だが、怖かったので下を向いて小走りでRとYの所に戻った。

蝋燭をもって。

もちろん火は全部消してからだ、

それから全力疾走でRとYとすれ違った瞬間Rに蝋燭握らせて絶対離すな、と叫んでから2人の手首を掴んで走った。

Y『ちょ…っ、!どこ行くんだよ、!?』

私『私ン家!!こっからじゃいっちゃん近い!!』

R『はぁ…ッ、!?なんで!?』

私『R見えてんじゃねぇの!?』

R『感じるだけ!!それは疑わないようにしてる!!』

私『憑いてきてんの!!』

私の家に着くなり塩を振りかける。

私『こんぐらいじゃ無理だから』

私『今日は風呂入んな、あと鏡あんま見んな。』

コイツはあと少し、私達につきまとう。

Concrete
コメント怖い
0
5
  • コメント
  • 作者の作品
  • タグ