雰囲気が変わる場所(実話)

中編7分

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雰囲気が変わる場所(実話)

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おーいお茶です。

皆さん、ふと通った場所或いはいつも通る場所で

ふと雰囲気がガラリと変わった経験はありますか？

僕は普段からなんかここ気持ち悪いな。位の体験はかなりあるのですが、これまで3度程強烈に身体が拒絶する位の雰囲気が変わった瞬間を経験しています。

今日はそんなに恐くない実話体験ですが、聞いてください。

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1話目。僕が中学生の時、おかんがポスティングの短期バイトをやっていたある夜、ちょい小遣いあげるから散歩がてら付き合ってーや！と言われ手伝いに行きました。その場所は家からそんなに離れていない地域であまり通った事のない路地でした。(現在は知り合いの会社がある路地なのですが)路地の奥がL字であり、おかんと「ここ知ってるけど夜初めて通るなー」と喋っていました。

ポストにチラシを入れて行き、奥のL字に近づいて行くと真っ暗で部屋の中がオレンジ色に灯している4階建の古びた鉄骨のアパートみたいなのが見えました。するとあっここやばいやつや！と鳥肌が全開になり、おかんに言おうと思っておかんの方見た瞬間、いきなりおかんに手を掴まれて引っ張られました。「振り返ったらあかんで」と言われて、路地を抜けた瞬間フッと気持ちが軽くなり

おかんも気づいたんやなーと僕が言うと、うん！いきなり空気変わったしあのアパートみたいなんあっこ絶対なんかあるかあったで！鳥肌全開なってやばいと思って引っ張ってきたんやけど、あんたも気づいたんやなーとさすが親子やなー！と笑っていました。

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それから中3の時にツレと夜中その廃墟の話をして行ったんですがやはりオレンジ色の豆電球みたいな灯が光っており部屋は全部締まって居たんですが、2階から3階に上がる鉄骨階段の上(3階の床と水平にベニヤ)にはベニヤが打ち込まれており、

どんどんしゃがむ体勢になり引き返しました。明らかに上からしか留めれないのにどうやって降りてきたんだろう？なぜ簡単に階段上がった場所(踊り場の通路ドア)の壁にベニヤをつけなかったのか？と入っても気持ち悪い場所でした。それから数年後潰されていました。

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２話目。それから数年後。1話目から歩いて2分の場所であり家の近くであり大々的にある二人が惨殺されるニュースになった事件がありました。

事件の前の日おかんが飲み会で「あんたちょっとバイクで迎えに来てや！」と23時くらいに言われ歩いても5分やろ？と思いながらもしゃあなし迎えに行きました。その道は1日に1.2回は通る路地でした。

いつもの道をいつも通りバイクで通ってある綺麗な3階建ての一軒家の横を過ぎる瞬間。あっこれなんや？鳥肌全開でめっちゃ気持ち悪いぞ？と思いながらもおかんを迎えに行き、家に着いておかんに「前さあの路地の時みたいな感じしてんけどあの家の前で、、、」と言いおかんは「ほんまに？いつも私も通ってるしあんたも毎日ちゃん？」と言われ、僕はせやんなー。と言い歯切りが悪いなと思い寝ました。

次の日、朝おかんに叩き起こされて、寝ぼけて玄関を出ると　ヘリコプター、パトカー、報道陣、野次馬、ブルーシートで路地が閉鎖されていました。えっなにがあったん？と聞くと「今速報でTV見ててこの家なんか見た事あるな！って見てて、えっ？ってなって外もえらい騒がしいから玄関出たらあんた昨日気持ち悪かった家ゆうてたやろ？あの家で滅多刺しの殺人事件、、、あんたやっぱ霊感あるわ。」と言いかなりびっくりして

僕も「なーだから昨日ゆうたやろ？いつも通る道やのに今日気持ち悪かったって」と言い

おかんは仕事に出かけました。

ニュースを見ていると確か殺される前に(後に9時位に殺されたみたいで)8時位に3.4人の怪しい人達が路地付近に居たと真横の家の人らがインタビューを受けてるのを見てた時、ピンポンがなりました。

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ドアを開けると警察でした。

「すいません。昨日あっこで事件あって」と指を指した時に僕も警察もあっ！ってなって、「これお前ん家かいなー」となり数日ほど前に冤罪レベル(相手の虚言)で刑事と警官10人位に囲まれて警察連れて行かれて、調書6時間もブチ切れで巻いてきたおっさんであり、僕も若かったせいもあり「俺なんもしてないのにあんだけボロカスゆうてきたおっさんになんか知ってても喋るかいな。」と言い「あん時は悪かった」と謝ってきたので

僕「大した事ないけど、昨日の夜23時位に〇〇におかん迎えに行く途中バイクで通ってんけど、いつも通ってんのにめっちゃ雰囲気気持ちわるくて鳥肌全開になった位かな？」

おっさん「なるほど！変な人とか見てないか？なんか気づかんかった？」と聞かれ

僕「誰も居なかったし、その家の前で鳥肌が全開なった事しか知らん」と言いおっさんがまたなんかあったら教えてー！バイク乗って悪さすんなよー！と言い帰って行きました。

その後、その被害者に借金がある容疑者が借金の催促をされて二人を殺害で逮捕される直後に自分の家族殺して自宅を燃やして飛び降り自殺で確か解決した事件やったと思います。

後日談ですが

その路地には家の車庫があり少し勾配が付いており

第一発見者は血溜まりが出来ていて通報したらしく、

一番最初に向かった警官は大人になってから出来た友達で良く家泊まりに来るんですが「よく夜通った時にあの血溜まり気づかんかったなーまあ仏さん滅多刺しで血の抜けた人形位えぐい殺され方やった。」と言っていました。(事件解決数年後に聞きました)

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3話目。これは最恐福井編の話ではありません。

4.5年ほど前、おとん、おかん、嫁、子供、僕で

福井県に旅行に行った時の話です。僕としては昔に出張で何ヶ月間住んでいたので、ここのこれ美味いで！とかそんな感じのお出掛け的な感じでした。

福井県の東尋坊から見える赤い橋の雄島とゆう、東尋坊から飛び降りたらその島に遺体が流されるとよく聞く島です。後は時計回りじゃないとダメとか、他の国から拉致があるとか色々噂がある島です。

なぜか一度も行った事がなく、指差しておかんにあそこ行きたい？とゆうと「せっかくきたんやから行こ」と言い昼間だったので向かいました。

おとんと嫁は怖がりなんで何も伝えてませんでした。

一才の子を抱っこしながら島に着いて、階段を何段か上がった瞬間、頭がぎゅーっとなり耳鳴りと鳥肌が強烈に出ました。うわっこれ過去一あかんやつや！と思い嫁とおとんを見ると何事もなく歩いてて、隣のおかんを見ると真顔でこっち見てて「これあれやな、わかる！頭の血管ぎゅっとされてる今」と言いみんな怖がるから2人でとりあえず黙っとこ。」となりました。

階段を上がりきって少しするとマシになり、

おかんとさっきのあれヤバかったなー！と話をしており

おとんと嫁に伝えました。すると自分らほんまいつもタイミング一緒やなーと言われ、一緒ん時はまあまあやばいで？と言いました。

あまり人も居なく薄気味悪かったのを覚えています。

時計回りをして、ちょうど島の裏側付近の淡水か湧き出てる所におとんがいきなり岩みたいな所を降りて行き「あーこーなってんねんなー落ちたら死ぬなー！と言った直後「ん？なんやあれ？」と言いまた降りて行きました。

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すると真顔でおとんが「おいっちょーこれ見て見て？降りてきて」と言い見に行くと、岩の上にめっちゃ綺麗なセーラー服が畳んでおりその下には田舎の子が通学に被るヘルメットが落ちていました。なんでこんなところにこんなんあるん？めっちゃ怖いやんか！とさっきの階段の時の事もありかなり怖くなってきて、そのセーラー服が置いてる岩の裏に絶対見たらあかんのがある！っとこれはやばいぞの直感を感じ、おとんこの先の淡水スポットは行かんとこ！絶対このセーラーの先見たらあるって！と言いつれ上がりました。

血相を変えた僕とおとんに気づき

おかんと嫁が「どないしたん？なにがあったん？」

僕「セーラー服とヘルメット……走ってやばいここ」

子供を抱っこして、僕はこんな危ない島に居たらやばいと思いみんな走らせて僕も走りました。

そして階段近くについてやっと人も居て安心しました。

その後、車に乗り事情を説明しました。

そして警察に電話しようか迷ったんですが、イタズラの可能性もあるかも、でも今までの雰囲気変わる直感は間違いない！やし今から淡水スポットに行く人は絶対に気付くと一旦警察の行方不明者見てみようと見ても昔の事件ばっかで最新のニュースなど見ても出てきませんでした。

早く帰らないとダメな事もあり、最悪行方不明者のニュースなどを見てたら地元からも電話出来ると思い福井を後にしました。それから何日かニュースを見たり調べたりしても出てこなく事実がわかりません。あの島夜に連れて行かれたり、拉致されたりとあの島でされたらと思うと凄い怖いです。2度行きたくないです。

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後日談ですが、何が1番怖かったかと言うと、階段付近での頭ぎゅーと耳鳴りと鳥肌全開は経験した事のない嫌悪感で空気の変わり様ありまた同時におかんもなった事

これは行くな警告だったんじゃないかと？

その後セーラー服とヘルメット発見。その日は晴れで