短編2
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青い家

俺は小さい頃から、そこを瓦が青いので青い家と呼んでいた。

そこの家主はヤクザだ。俺が高校生の頃ヤクザ同士が刺しあって二人共亡くなった場所だ。

そして、今年の夏俺の家でバーベキューをする事になった。

一通り盛り上がり酒も飲んでおり肝試しに行く事になった。青い家に・・・

最初は皆笑いながら向かっていたが青い家に着いた途端、そのヤバイ雰囲気に酔いが覚めた感じがした。

家の前にはロープが侵入者を拒むように入れなくなっていたが透き間をくぐり玄関まで行く事ができた。

俺が玄関の扉を開け家の中を照らした。

生活感が生々しい台所を目にしてヤバイと思ったが家全体を照らしたら、猫か小さな犬の白骨死体があった。

『何か死んどるし』と言った瞬間・・・家の中から声がした。何を言ったか分からないが友達全員聴いている。

そして、これ以上はヤバイと思い急いで帰る事にした。玄関を開けたまま。

会社に行く途中に青い家があるので開いたままの玄関が気になる。

後日友達と飲み会をして開いたままの玄関を閉めて謝るタメに青い家に行った。

線香をたいて手を合わせていたら玄関の扉が勝手に閉まり焦った俺たちは急いで帰る事にした。

家に帰り落ち着いた。

しかし俺が何気なく部屋にあったビニール袋を上げてみると・・・リボンがついた小さな鍵があった。

そんな鍵みた事ないし俺等は恐怖を覚えて鍵をすぐ捨てた。

あの鍵は何なんだ

怖い話投稿:ホラーテラー ルチェロさん  

Concrete
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