短編2
  • 表示切替
  • 使い方

エレベーター

すみません、初投稿です。

しかも、これに似た怪談話があっても、この話は本当に私の体験した話なんです。

それに、とても微妙です、すみません。

それでは、お話いたします。

その日、私は友達のAともう1人の友達のSの家に行きました。

その日、私とAは近くの駅で待ち合わせをしてSの家まで一緒に行く事にしました。

その子の家はマンションなのでエレベーターで3階まで行こうとエレベーターのボタンを押しました。

エレベーターが来たときは誰も人は乗っていなかったのですが私がエレベーターに乗ろうとしたときに、Aが私の手を引っぱり首を横に振りました。

その時、私はまったく意味が分からなく

「は?えっ!ちょっ!何!?早く乗ろう!!!」

とAの腕を引っぱりエレベーターに乗ろうとしましたがその時温厚なAが

「絶対に乗りたくない!!!」

と声を張り上げたので私はびっくりして力を緩めたとたん、エレベーターのドアが閉まり上の階に行ってしまったので、私が

「何で乗らないの!?行っちゃったじゃん!!!」

と言ったらAは何も言わず上に行くボタンを押して反対側にあったエレベーターのボタンを押し2人とも無言にままSの家に行きました。

Sの家に着き、Sが私達のために飲み物を出しにいっているとき、私がAにさっきの事を聞いたらAが

「この事聞いても嘘だと思わない???ウチのこと嫌いにならない???」

と訊いてきたので

「あったりまえ!!」

と言ったら、自分には少しだけ霊感があることを話しました。

そして、私達がエレベーターに乗ろうとしたとき、私には見えなかったのですが、顔色の悪い老婆が私達のことを睨んでいたそうです。

正直、幽霊などに関する事などは大好きだったけど、自分は幽霊が見えないし、霊感の強い人は身の回りにいないのでびっくりしましたが、別に疑いの気持ちなどはありませんでした。先ほどのAの顔を思い浮かべると、嘘には思えなかったのです。

その日はその事をSにおしえないほうが良いと思いそのまま遊んで帰りました。

しかし、帰りもAの顔色が悪いのでマンションを出た後に公園で聞いてみたらエレベーターが2階にさしかかったとき、エレベーターの窓から見える2階の廊下から先ほどの老婆がAを見えなくなるまで睨んでいたそうです。

今も3人でいろんなところに行き遊ぶけれど、Aはそれ以来Sの家で遊ぶことは極力避けるようにしているようです。

長ったらしいような短いようなお話にお付き合いいただきありがとうございます。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

Concrete
コメント怖い
00
  • コメント
  • 作者の作品
  • タグ