短編2
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バカニスルカラ…

僕の友達は、心霊スポットによく行きます。先週も行ったようで、朝、僕に話てきました。

「先週さ、ある心霊スポット行ったんだけど、そこで何かに憑かれたかも…

体がすごい重いんだよな。いつも誰かに見られてる感じがするし…」

霊的なことを全く信じてなかった僕は、

「気持ちの問題だよ。馬鹿馬鹿しい、そんなこと言ってないで、仕事仕事!」

そう言って、友達を励ました。

お昼に、友達がきて、

「お前の言う通り、気持ちの問題だったかも、何か、体がすごい楽になったわ。

飯でも食いに行こう!」

なんて、元気な顔して言います。

僕は、

「良かったな。だけどちょっと食欲ないから、昼飯はいいや。」

と、誘いを断りました。

朝から、体調が悪くなってきなのです。

家に帰っても、体調は良くなりません。

風邪でもひいたのかと、熱をはかってみましたが、熱もありません。

次の日になっても、体の不調は良くなりませんでした。

両肩が重く、いつも誰かに見られてる感じがするのです…

「あんな話聞いたから、僕も精神的にきてるんだな…」

そう思い、精神科に見てもらうことにしました。

精神科の先生に、このことを話すと、先生は、

「なるほど。大体分かりました。

あなたは、軽度の強迫観念に捕らわれていますね。」

そう診断されました。

僕が、

「まさか、本当に霊とかに憑かれてるんじゃないですよね…」

そう聞くと、先生は笑いながら、

「まさか!馬鹿馬鹿しい、霊なんて者は存在しませんよ。

お薬出しますので、服用してみてください。」

そう言ったのです。

病院を出ると、さっきまで重かった体がウソの様に軽くなりました。

「やっぱり精神的なもんだったな!」

軽い足取りで、家路に着きました。

薬を服用して、3日もたたない内に、僕の、あの症状は全くなくなり、感謝の気持ちを、精神科の先生に伝えようと、僕は再度病院を訪れました。

先生は、とてもやつれた顔して、

「症状出なくなったんですね。良かった良かった。でも、あなたを受診してから、今度は私もあの症状がでる様になったんですよ…

僕も、強迫観念に陥ってしまったのかな?」

その時、先生の問い掛けに答える様に、

女の声がしたんです…

「バカニスルカラ…」

来週、友達と僕と先生でお祓いに行きます…

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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