短編2
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ビニール袋の男 1

初めての投稿です。

誤字脱字等で読みにくいかもしれませんが申し訳ありません。

都市伝説でよく出てくるキャラクターは様々で…

一尺爺やダッシュ婆、有名なとこでは口裂女など皆様もご存知と思います。

私が遭遇したモノもその類だと思います。

その体験は仲間と肝試しに行く事から始まりました。

当時は、週末ともなると肝試し、あとは飲み会というのが定番で…

影が見えた! 声が聞こえた!

など、多々ありましたので徐々に怖さがなくなっていたんだと思います。

そこで、更なる肝試しを求め仲間と共にある場所に向かったんです。

地図から消されたトンネルに…

昔から曰く付きの心霊スポットで

-焼身自殺した車がまだある

-焼けただれた幽霊が出る

-道が続いているはずなのに絶壁になっている

など噂があった場所なんですが、国道の脇から続いている旧国道に入りトンネルへと車を走らせ目的の入口へと到着しました。

まだ入口…

中に入ってからが肝試しと皆、余裕ぶっていましたが…

トンネルの脇に立っている太い幹の背の高い木があったのですが、その上に白い何かが引っかかっているのが目に入り、何気なく見入ってしまったんです。

目が悪かったもので友人に

「あれ何? なんかねぇ?」

と問うと、

「あー、ありゃビニール袋だな…」

なんだゴミか、と思った瞬間に友人が私の肩を叩き

「ありゃ、違う」

「あ…ぁ…」

とビニール袋を指差すのです。

他の友人も皆、突然の恐怖に言葉もないようで

私も目を凝らし、その光景に恐怖を感じました。

そこにはビニール袋をかぶった2mもあるような人が木の上に立っていたのです。

我々を見下ろす様に…

その容姿は呪怨のトシオ君が2mの大人の体でビニール袋をかぶってると思えば想像しやすいかと思います。

トンネルにも入ってない段階での恐怖に皆逃げ出せなく、固まっていたのです。

しかし…仲間の

「に、逃げろー!」

の叫び声で、どうにか足が動き車へと…

…続く 

怖い話投稿:ホラーテラー キャリーさん  

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