短編1
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愛犬

僕の家には犬がいます。

その犬はもぅ年寄りで、いたるところに怪我があります。

それを舐めて痛そうにしている愛犬を見ると、たまに安楽死させてあげたほうが幸せではないのかと思うことがあります。

ある日僕は愛犬に、楽になるか?と聞いてみると、1度だけ衰弱しきったような声でワンと鳴きました。

やはり痛さに耐え兼ねたのでしょうと思っていました。

次の日、学校の帰りに公園の近くで見知らぬお婆さんに話しかけられました。

僕はそのお婆さんに愛犬のことは話していないのに、いきなり犬は元気か?と言われました。

僕は気持ち悪いとおもいましたが、昨日の事を話しました。

するとお婆さんは、今度は楽になりたいかではなく、もっと生きていたいか聞いてみなさいと言われました。

僕はその日の夜、愛犬に聞いてみました。すると、愛犬は

悪魔のような声で殺せ!

と言いました。

その瞬間僕は気を失いました。

皆さん愛犬を大事にしましょう。僕のようにならないように…

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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