短編2
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鮮明な記憶

以前、「うちのおかん」という話を投稿した者です。今回はおかんではなく、私の話です。よかったら読んでください。

それは急に、そして

忘れた頃に何度かやってくる。

舞台はどこかわからない。

いつも古い昔ながらの民家?ガラス戸が勢いよく開けられるところから始まる。

おそらく戦時中だと思われるその場所。

勢いよく開けられたガラス戸から

米兵らしき軍人が奇声をあげながら4人くらい入ってくる。

何故かそこは私の家という設定みたいで、

私はその家でひっそりと息を殺して、逃げている。

いつも逃げるときは、私一人ではない。

お兄ちゃんと二人。

私には五つ上の兄が実在するが、そこでは全くの別人が私の兄。

たったひとりの家族という設定で

いつも逃げます。

殺される、殺される

見つかったら死しかない。

古くて暗い民家の中を、兄と二人で逃げます。

すごい剣幕で私たちの事を探しまくる米兵。

そして、兄と私はごえもんぶろ?昔の石造りで木の蓋のお風呂場に逃げ込みます。

もう、ここしかない!

兄と私は蓋を開けて中に隠れます。

近付いてくる、たくさんの足音。

殺される!殺される!殺される!

訳のわからない、英語で楽しそうに会話しながら私たちを探してる。

そしてとうとう、風呂場のガラス戸が破壊され

蓋がガバッてあけられて

縮こまってる私と兄を見て

笑いながら銃を乱射。

画面が真っ赤になって

そこでいつも目が覚める…

これは、私が小さい頃から何度も何度も見た同じ夢の内容です。

最近は見てませんが、2年前くらいまで見てました。ミクシィの日記にかいてたので。

最近友人たちと怖い話をしよう!ってなったときに、ふと思い出した夢の話です。本当に怖くて鮮明に覚えています。

22年間で4~5回は絶対見てます。

何なんでしょうか。

私の前世?

思い出せないのが、毎回でてくるのに

お兄ちゃんの顔だけがわからない…

目が覚めるととっても悲しいです。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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