短編2
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かけられた鍵

Y県にある某ホテルに、仕事の同僚達と泊まりました。

同僚達は皆でお風呂に行き、私は部屋にいることにしました。

眠気がさしてきたので、ケータイを枕元に置いて少し寝ることにしました。

ふすまを少し開けて、そしてお風呂から帰ってきた同僚のために、部屋の鍵は開けたままで…。

はっと気がつくと,同僚達が部屋に戻っていたのですが、おかしなことを言うのです。

『鍵がかかってたから、マスターキーで開けてもらったんですよ』

そんなはずはありません。確かに鍵は開けておいたんですから。

部屋に戻ると鍵がかかっていたので、その同僚達は私に電話したらしくケータイを探すけれど、枕元に置いてあったケータイがないんです。

枕を持ち上げると、あろうことかその枕カバーの中にケータイが。

それだけではありません、ふすまが全開だったというのです。

部屋の鍵は部屋の中に置いてあったので、外から鍵をかけることは不可能です。

かと言って部屋には私だけ。

一体だれが鍵をかけたのでしょうか…。

ひとまずその夜は寝ることにして、次の日朝日を入れようとカーテンと窓を初めて開けました。

現地についたときは夜の8時頃だったので、外の景色は暗くてよく見えなかったので気づきませんでしたが、なんと私達の泊まっていた部屋からは、

廃墟となったビルが見えていたのです。

そしてチェックアウトするので部屋を出てドアを閉めると、

なんとその部屋は404号室。

普通404号室なんてあるはずがないのに…

廃墟に404号室、気味が悪くてたまりません。

誰が鍵をかけ、私のケータイを枕カバーの中なんかに隠したというのでしょう…

そして一体誰が部屋にいたというのでしょうか…

怖い話投稿:ホラーテラー ありぽんさん  

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