受験生の頃の実家での出来事です。
当時住んでいた家は自分の部屋が別棟にあり、一度玄関から出て別の玄関から入ってすぐにある階段を登った所にあるという変な造りでした。
その別棟の方は相当古い建物で色々な所から集めた木材で出来てるそうです。
そのせいか自分以外の家族は皆、金縛りや変な音を聞いたりしてました。
そんなある時、勉強するか〜(ため息)と思いながら階段を登ってると、途中ぐらいに目の前に(数段上の段と段の隙間に)小さな白いものがボワーっと浮かんでいました。
よく見ると観音像のような形をしてます。
数秒間にらめっこした後にスーッと消えましたが不思議と怖いとは思いませんでした。
その後何も起こることは無かったのですが受験も受かりどちらかといえば良いことばかりだったので、あの白いもののお陰かな?なんて思ったりもします。
怖い話投稿:ホラーテラー Re:さん
作者怖話