短編2
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サイドブレーキ (駄投稿)

他の方の投稿を待つ暇つぶしにもなりません。しかも幽霊は出ません。

3年程前、北海道に住んでいた頃の話です。前も北海道の話でした…

その年、私はDートラッカー(Dトラ)というバイクを新車で買った。

生まれ初めての新車という事もあり、大型バイクを買った時よりも嬉しく、オンロードのタイヤなのだが、雪解け間もない支○湖の山中に良く行っていた。

分かる人は分かるのだが、峠道の中程にあるちょっとした広場?から山道に入り上へを目指す。

途中、山菜採りっぽい車とすれ違う。

そこそこ急な坂、ちょっとした土砂崩れ。地面はというと砂利には程遠い、こぶし大の石。

石でタイヤに切傷がついた。

自業自得だが、それを見て私も傷ついた。

ようやく行き止まりに着き、エンジンの休憩も兼ねてバイクを降りた。

その先に道はあるのだが雪に埋もれて雪止まりなのだ。

私の前方約20~30mに白いバン、その先にオッサン(自称、元教師)がいて、道の向こうを眺めていた。

オッサンに、この道は何処へ続くのか、先はどうなっているか、聞こうとした。

その時。

前方のバンが、ゆ~っくりとバックしてきたのだ。

???。

私「すいませーん。」

オッサン「…」

私「すーいーまーせーん。」

オッサンが振り返る。

徐々に速度を上げてきている気はするが、虫が歩いてる速度なので余裕だと思った。

が。

車は人が歩く速度が上がり、オッサンビックリで車へ走る。

私も手伝えば良いのだが、買って間もないオフロードブーツ(スキー靴みたく硬い)を履いていたため登り坂を上手く走れず、私はDトラとその状況を眺めていた。

オッサン。サイドくらい引いとこうや。

(オッサン、ドアを開けサイドブレーキを引こうと。)

おい…(オッサン、あたふた。)

オッサン!

(ハンドル持ったまま引きずられ。)

オッサーーーン!!!

見る見るうちに速度を上げ、オッサンを引きずる白いバン。

もはや徐行のスピードではない。

このオッサン、最悪だ。

などと考えている余裕もなく、私はDトラと共にバック(右手をシートにつけて押す方法)した。

まともに走れない私を、嘲笑うかのように迫るバンのケツ。

おそらく私に助けを求めているであろうDトラとオッサン。

あぁ、ごめんよ。もうダメだ~。

誠に残念ですが続きます。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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